【歌い手】イケボの妹もやっぱりイケボでした

47話 ページ8

しばらくするとリビングの外から足音がした。

優かな…………？




浦田「あ、水貰っていいか？」



『あ、はい。』


え、すごい居心地悪い。
なんか話すべき？
この前の事話すべき？何この雰囲気！




浦田「『あの、』」



『あ、どうぞ、どうぞ。』


浦田「この前の事、あんま意識しなくていいからな。」



『あ、頼っても、いいんですかね？私のせいで起きてしまったのに。』



そうだ、全部私のせいなのに、人に甘えるなんて、いいのかな



浦田「お前のせいじゃねぇだろ。昔から、そうだよな、お前ってさ。」


昔から


やっぱ、中学のときに仲の良かった人なんだ。


『友達でした？私達。』



浦田「あぁ、俺は好きだったけどな。友達としては見てなかった。」


『へ………！？』

なんか、告白されたし、、



浦田「寂しかったし、だから今会えて嬉しいし。だから、いつでも頼ってくれると、嬉しいかな。前は渉って、呼んでたんだし、そう呼んでくれてもいいし。」



『渉…………？』



浦田「ああ、」

ほら、こうやって救われてく
優だって、私を救ってくれる。
私は誰救ったっていうのよ＿＿＿＿＿。




『でも、ありがとう。渉。』


そう言うと、おう！とだけいって、作業部屋に行った。




『いいんだよね？甘えても。』

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