【歌い手】イケボの妹もやっぱりイケボでした

43話 ページ4

『ねぇーーラマーン。』



センラ「なんだねAくん。」

とパソコンを一生懸命打ってるセンラとだらけるA。

私は何やってんだ。



『疲れたーー』


センラ「あー、LIVE。めちゃくちゃかっこよかったで？男装俺より何十倍もカッコええわー。」


『そうだねー。』


センラ「謙遜せぇや！！」


『てか、見に来てたんやねー。なんか、照れるってか、何てゆーか』



まさか見に来ているとは思わなかった。
周りの人に気づかれないんだろうか。



センラ「うん。坂田は関係者席行けるから３人で行ったわ。浦ちゃんがとってくれたんやで。やさおやんなぁー。」


『浦田さんが…………？』


彼なりに私を心配してくれてるんだろうか。
冷たい態度を取ってしまったことに少し罪悪感をおぼえた。



『浦田…………ねぇ。』




センラ「あ、そーや。浦さんと知り合いなんか？」


え？と聞き返した


センラ「いや、なんか。坂田妹どう？ってちょくちょく聞いてくるから。どう何やろって思って。」




『知り合い…………なんでしょうね。』



センラ「ん、なんかまずい事聞いた感じ？あ！！



元彼とか…………？」



『違いますよ！！！』


センラ「ごめんごめんwまぁ、話したく無いんやったらいいんや。」


違う。分からないだけなの


センラ「話したい事はいつでも聞くからな？頼ってな。」



そう微笑みながらパソコンに向かうセンラくんは、たまらなく魅力的に見えて、何でも話しそうになった。


話していいんですか？
頼っていいんですか？

甘えていいんですか＿＿＿＿？


☆☆☆☆


あれれ？なんか重いぞ………？

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