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私が先に入ると、お隣さんはフラフラしながらも着いてきた。



とりあえずリビングに連れてって、酔いが覚めるように水を出した。





桃「あざーっす!」





早速ソファに腰掛けてるし。早く水飲んで横になっててほしい。そしたら自然に寝るだろうし。





それに、でかい声で礼を言うあたり、酔ったらだる絡みするタイプやな。って確信した。





お隣さんはしばらくキョロキョロして、テーブルに置かれたビールを指摘した。





桃「あれ?おねーさんもビールとか飲むんすか?(笑)」





水が入ったグラスを片手で持って揺らしながらそう聞いてきた。





そうじゃん。さっき開けようとしてたビール、ぬるくなっちゃったかな。



開けてなくてよかった。





そもそもこの人まじでタイミング悪すぎ。




桃「もしかして〜、これから飲もうとしてました?」




ニヤニヤしながら聞いてきた。



何がそんなに楽しいんだか分からない。





桃「おねーさん可愛いからお酒とか弱そうっすね〜。嫌なことでもありました〜?(笑)」





…お前が原因だわ!なんて言えるはずなかった。





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作者名:なっとう | 作成日時:2018年4月26日 20時

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