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意を決して隣の部屋のインターホンを押した。





桃「はいー?」





ガチャりと開いたドアから覗く顔は、同じ人間とは思えないぐらい整っていた。



実は初めて見た隣人の顔にびっくりして、目的が飛びかけた。





桃「なんか用っすか?てか誰」





うわっ…性格に難あり。




こうなったら強行突破だ。なんと言われようとしらん!






「あの、毎晩毎晩うるさくて眠れないんですけど。どうにかなりません?」






せっかく時間を割いて話にきたのに、次に発せられた言葉は衝撃的なものだった。





桃「は?知らないっす。何しようとこっちの勝手やないですか。」






なんだこいつ。




初対面にして印象は最悪。




しかも私より後に引っ越してきたくせに。





桃「もういいっすか?じゃ。」





乱暴にドアを閉められた。




そういえば下向いた時にちらっと見えたんだよなあ、女物のハイヒール。





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作者名:なっとう | 作成日時:2018年4月26日 20時

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