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今自分がどんな状況に置かれてるか、昨日の自分には想像もつかなかった。
『じゃあ、明日からお願いな。9時に開けるから8時にきてや。』
青｢あ、はい。わかりました。｣
なんと、ついに、人を雇ったのだ。あの貧乏性なおじさんが。
｢え、ほんとに採用するん？｣
『そりゃ、人手が足りひんからな！』
｢は、ははは、｣
豪快に笑うけど、8割ぐらいは冗談やと思ってたからなんも面白くない。
事の発端は一週間前だった。
最近の店はやたらと平和だった。売上も好調だし、完売して早閉めする日もあるぐらい。
でも、派手なあの人も、可愛らしい高校生も、ランニングのお兄さんも来おへんねん。ちょっと寂しかった。
それでもやっぱりネットでは｢イケメンがよく来店する喫茶店｣って拡散されて、若い女の子達がたくさん来るのはありがたいけど…
その分嫌なこともたくさん言われるしありもしないことをつらつらと並べられて頭にくる。
｢なんやねんほんま！ここの店1回閉めた方がええんちゃう！？なあ！？｣
沸点に達した私は腰に巻くエプロンをテーブルに投げ捨てた。
1時間の休憩中に思わず愚痴をこぼしてしまったのだ。
『えらいご機嫌やな。最近忙しいから飽きひんやろ？』
｢全っ然なんやけど！？｣
ご飯を作りながら私と話すなんて相変わらず器用なことをするなあ。
しかも、おじさんは優しいから詮索してこなかった。
多分、誰にも言ってない秘密に気づいてるんよ。
そのかわり、私に1枚のビラを託した。
『これ、表に貼ってき。今より1人2人いた方が楽やろ。』
そのビラには全部おじさんの手書きでアルバイト募集の要項が書かれていた。
体力仕事が多いからって男性向けに。
正直、気は乗らなかった。でも、2足のわらじでもいつか限界がくるだろうから大人しく外に掲げることにした。
それから一週間後。
ついさっき、1時半ぐらいだったかな。
この前、お友達に連れてこられてたイケメンな流星さんが訪ねてきた。
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さかな(プロフ) - ちょぽんさん» ありがとうございます…！そう言っていただけて幸いです( ; _ ; ) (2018年9月20日 10時) (
レス) id: 6ec2ef5eee (このIDを非表示/違反報告)
ちょぽん(プロフ) - とっても面白くて夢中で読んでしまいました…！これからもマイペースに更新頑張ってください！ (2018年9月18日 23時) (レス) id: f15f13ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
◎なっとう◎(プロフ) - mocoさん» コメントありがとうございます。早めに戻ってこれるよう精進しますので、気長に待っていただけると嬉しいです。 (2018年5月5日 9時) (レス) id: 6ec2ef5eee (このIDを非表示/違反報告)
◎なっとう◎(プロフ) - みなみさん» コメントありがとうございます。そう言っていただき嬉しいです(^-^) (2018年5月5日 9時) (レス) id: 6ec2ef5eee (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - はじめまして、この作品とっても好きなので残念です。フォローさせていただきます。また占ツクでも読める日を楽しみにしてます(^^) (2018年5月4日 22時) (レス) id: 1a5ac77311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかな x他1人 | 作成日時：2018年1月21日 15時
