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渡さないよ Ryo ページ22

「こっから先の続きは」



亮さんが上をチラッと見てクスッとはにかんだ。




何を見ているんだろう。



ここから見える亮さんの横顔があまりにも綺麗で思わず見とれてしまった。






「うん、本人に話してもらった方がいいかな」



もう一度上を見る店長






その時




キィ

カランコロン





ドアが開きシュッとした男性が入ってくるのがわかった。




あ、亮さんさっき時計を見ていたのね。







「よっ久しぶり、イケメンピアノ青年。



まったくおたくのお店はいつも行列だから入れねぇっつーの



友達限定で今度から顔パスなっ」




そう言ってニカッと笑ったびっくりするくらいのイケメンさん。




くしゃっとした茶色のパーマに凛々しく整った眉毛


口元のほくろが一段と素敵で思わず倒れてしまいそう。


顔が濃くて、着こなし、スタイルも完璧。



その上今は亮さんに屈託のない笑顔を向けていてまるで少年のようだ。




「今ね、Aちゃん達に潤くんの話してたんだよ。




あ!流星!俺の後輩!潤くん確か会うの初めてだよね!



良かったなぁ流星、潤くん忙しくてこんなド平日に会えるの奇跡だぞ!」




亮さんがあははははと流星くんに笑いかけている。




でも私と流星くんはさっきの少し重めの話を聞いた後で

明らかにテンションの高い2人のイケメンに

少し、いやかなり圧倒されている。





「てゆうかAさん?も俺会ったことねーよ。


初めまして、松本潤です。


コイツと流星くん?の先輩に当たるはずです。




...ん?

...あ、お前さてはわざと俺に紹介しなかったなぁ!?」



一瞬考え事をしている顔になったかと思えば


今度はニヤニヤ顔で亮さんを見るイケメンさん。



コロコロ表情が変わってまるで俳優さんみたい。



いやこれだけイケメンなら俳優さんかも。





亮さんはクスッと笑ってゆっくり私を見て微笑んだ後

改めて潤さんを見て





「だってAちゃんは特別だから。



たとえ潤くんだって渡さないよ」



と柔らかく、でも釘を刺すかのように穏やかに言った。





「ひぇー!お前マジだな!応援してるわ!笑
でも少しちょっかいかけてみようかなと思ったのは内緒な


まぁお前に怪我負わされたし?思うぐらいはいいじゃん。



...俺もうそろそろ時間なんだ。じゃあな!Aさんもコイツをよろしくお願いします!流星くんも今度うちに顔見せに来てね それじゃ!」

と言って颯爽と帰ってしまった。

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みつ(プロフ) - 神崎様 いつもコメントありがとうございます。復活いたしました!今後ともよろしくお願いいたします! (2023年3月4日 17時) (レス) id: d1064f0fcb (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 報告ありがとうございます!いつでも、待ってます! (2023年3月4日 6時) (レス) id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - 神崎様 わぁ!そう言ってくださり本当にありがとうございます!!!とっても嬉しいです。店長の吉沢さんは毎回必ず写真を見てその写真から想像して書いていたりします!昔の話を読み返して加筆修正などもしているのでぜひお時間があったら見てみてください! (2022年8月27日 18時) (レス) id: d1064f0fcb (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました!店長が一番大好きです! (2022年8月27日 9時) (レス) @page17 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みつ | 作成日時:2021年1月21日 19時

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