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「すみません、戻りまし…え！？」
陸「うわぁ〜んA〜泣」
健「俺っ昨日Aの夢見たのにっっ泣」
陣「……くっ泣」
休憩室を出て皆の所へ戻ると、何人かは泣いていて、他のメンバーは心配そうな目でこちらを見ていた
壱「さっき話した、あの事」
「そっか…」
翔吾「まぁ皆がこうなるのも無理ないよ」
「あの…余計な心配かけてしまって申し訳無いです」
オープン前、時間があるとは言えども、余計な事を考えさせてしまって、涙を流してくれて…申し訳無さで一杯になる
「ごめんなさい…」
北「A、謝らないでよ。Aは悪くないでしょ？」
樹「…怪我しなかった？大丈夫？」
山「女の子だから…傷なんか残ったら大変…」
力「迷惑かけられたなんて誰も思ってないからね。見てごらん、皆の事」
そう言われて、一人一人の顔を見ていくと、それぞれが心配そうに、でも、優しい眼差しでこちらを見ていて…
今まで、こんなに優しくされた事がなくて
皆の優しさに視界がじわりと滲んだ
慎「A」
「慎…」
一番近くに居た慎は、私の両肩に手を置いて、少し屈んで視線を合わせる
慎「一人じゃないって言ったでしょ？」
「うん…」
慎「いつでも頼ってよ。何かあったら直ぐに助けに行くから。抱え込むような事はしないで……Aの事、皆が大切に思ってる」
「っ…」
あの時、海に連れ出してくれたあの日、彼は私に一人じゃないと言った
今この瞬間、かけてくれた言葉が偽りのないものだと感じる
気付けば涙が頬を伝っていて、目の前の慎の瞳が揺れた
慎「泣き虫」
「慎のせいじゃん…」
肩に置かれたその手を頬に移動させて、指で涙を拭うと、そのまま優しく顔を持ち上げられる
慎「…A」
切なく名前を呼ばれて、ゆっくりと顔が近付く…
陣「ちょ…ちょっと待ったぁぁ〜〜！！！」
慎「あっ…」
陣「あっ、やないよお前はっ！！何行こうとしてんねん！！」
陸「陣くんドキドキしてたくせに」
陣「うっ、うるさい！」
翔吾「…やっべぇ…」
翔平「昂秀、ちゅ〜…」
昂「うわぁぁ泣」
壱「場所には気ぃつけんとな？」
やばい…そのまま雰囲気に飲まれてしまうところだった…
慌てて離れた慎を見ると、耳を少し赤くしていて、口元を手の甲で覆っていた
海「まこっちゃん、甘かった」
樹「なんか恥ずかしかったね」
慎「やめてください…」
優しさに包まれながら、今日も『RMPG』は営業を始める
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蘭(プロフ) - noahさん» noahさん、ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！これからも楽しみにしていてくださいね^ ^ (2018年9月10日 1時) (
レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
noah(プロフ) - 更新たのしみにいています！いつも胸きゅんをありがとうごさいます！！ (2018年9月9日 23時) (レス) id: 45dd6423d7 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - nagiさん» nagiさん、ありがとうございます！有り難すぎるお言葉を頂けて、私は幸せです泣 素敵な慎を堪能して頂けるように、続編も頑張りますね！楽しみにしていて下さい！ (2018年9月9日 23時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - ゆうなさん» ゆうなさん、ありがとうございます！きゅんきゅんして頂けて慎も嬉しそうです！笑笑 毎日チェックして貰えてるなんて…嬉しすぎます泣 これからも楽しみにしていて下さいね！ (2018年9月9日 23時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
nagi(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます！慎くんにもキュンキュンしながら読ませてもらってます！お話書くのめちゃくちゃお上手で…見習いたいです。 (2018年9月9日 20時) (レス) id: 7ff8abb7e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭
| 作成日時：2018年8月8日 20時
