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ーー数分前
部屋の布団で寛いでいると、
コンコンと部屋がノックされた
「はーい」
慎「よぉ」
「え、慎？どうしたの」
慎「遊びに来た。入るよ？」
「おぉ、どうぞ」
Tシャツ姿で完全に寝る直前の慎は、珍しく私の部屋へと遊びに来たのだった
部屋へと入ってからは、特に何をする事もなく、この部屋から見える海を暫く眺めたり、ぼーっとしたり
一体何をしに来たのかは謎だけど、この空気感は不思議と私も嫌いではなかった
そんな慎を布団の上で体操座りをしてぼーっと見ていると、不意に私の方をじーっと見る
「…何？」
慎「髪、綺麗だよね」
「え、そうかな」
うん、綺麗、と言いながら近づいて来て、さわさわと髪の毛で遊び出す
慎「全然傷んでないし、すっげぇ指通りやすい」
「そうなんだ。傷んでると思って、あんまり好きじゃなかったな、自分の髪の毛」
慎「いや、俺にとっては全部魅力的に映ってる」
「…なんか、眠くなって来ちゃうからやめ…わっ」
慎「っ…びっくりした」
「あ、ごめん…」
いつもはもっとクールだったじゃんって思っていると段々と恥ずかしくなって来て
やめるように後ろを向くと、想像以上に慎の顔が近くにあって驚く
「でもさ…慎の髪型、私結構好きだな」
後ろにいる慎に向き直って、前髪を触ってみる
慎「…そう？」
そのままふわふわストレートの前髪を触っていると、慎は気持ちよさそうに目を細める
すると、きゅーっと胸の中が締め付けられるのがわかって
あぁ私は、やっぱり慎のこと…
ぎゅっ
「…え、慎？」
私の肩へと頭を寄せて、そのまま身体に回って来た腕
慎「すっげぇ落ち着く…」
耳元にダイレクトに伝わる慎の声に、
心臓の音が静まらない
「…どうしたの？」
慎「…なんもないよ、このまま…」
言われるがまま暫くそのままじっとしていると、ずっしりと重くなった肩
「寝ちゃったか…」
今日一日の労働で疲れたのか、
ぐっすり眠り込んでしまった
貴方は一体、何を考えてた…？
慎を私の布団に寝かせたまま、壱馬と翔吾さんに助けを求めに行ったのだった
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蘭(プロフ) - noahさん» noahさん、ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！これからも楽しみにしていてくださいね^ ^ (2018年9月10日 1時) (
レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
noah(プロフ) - 更新たのしみにいています！いつも胸きゅんをありがとうごさいます！！ (2018年9月9日 23時) (レス) id: 45dd6423d7 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - nagiさん» nagiさん、ありがとうございます！有り難すぎるお言葉を頂けて、私は幸せです泣 素敵な慎を堪能して頂けるように、続編も頑張りますね！楽しみにしていて下さい！ (2018年9月9日 23時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - ゆうなさん» ゆうなさん、ありがとうございます！きゅんきゅんして頂けて慎も嬉しそうです！笑笑 毎日チェックして貰えてるなんて…嬉しすぎます泣 これからも楽しみにしていて下さいね！ (2018年9月9日 23時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
nagi(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます！慎くんにもキュンキュンしながら読ませてもらってます！お話書くのめちゃくちゃお上手で…見習いたいです。 (2018年9月9日 20時) (レス) id: 7ff8abb7e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭
| 作成日時：2018年8月8日 20時
