＊ ページ4
「いらっしゃいませ！」
来てくれたのはお茶子ちゃん、三奈ちゃん、
切島くん、勝己くん。
「しっぽも耳も真っ白やねぇ」
「Aかわいい！」
「恥ずかしいからあんまり見にゃいで」
「言葉も猫になっちまうのか！」
「ううう…恥ずかしい」
好き勝手に耳もしっぽも触ってますが、
不思議なことに感覚あるんだからね。
くすぐったいよ。
「メニューはこちらです」
「美味しそう〜」
「持田のおすすめは？」
「んーと。このシュークリームは私が考えたよ」
「じゃあそれ！バクゴーは？」
「あ？なんでもいいわ」
「じゃあ俺らはシュークリーム2つ！」
「私たちはパンケーキ！」
「お待ちください」
シュークリーム頼まれちゃったけど、
あれは、言わないといけないんだよね…
「お待たせしました。ねこねこパンケーキと、ねこにゃんシュークリームです！」
「名前安直かよ」
「勝己くんうるさい」
「ほら、A言うことあるでしょ」
やり過ごそうと思ったのに鬼マネージャーめ。
「何言うん？」
「…できれば忘れて。」
「？」
覚悟と気合いだA！頑張れA！
自己暗示をかけて口を開いた。
「かわいいにゃんこ達が作った美味しいスイーツに仕上げをしますにゃ！｣
お願い動画撮らないで。
「にゃんにゃん、美味しくにゃーれ！｣
そう言いながらスプレーチョコをかけた。
今すぐ走り去りたい。
「かわいい」
「完成度が高いよこのクラスすごい！！」
「猫まね上手いな！」
「やだもう…」
「パンケーキおいしいよ！」
「にゃんにゃんパワーだよ！」
「忘れてって言ったじゃん…」
「大丈夫！A組みんなに送る！」
「やめて！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なつなつき | 作成日時：2019年10月28日 15時
