爆豪くんとちび 2 (ページ6)

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そう怒鳴った持田の頭を撫でて落ち着かせる。

耳も触り心地いいのかよ。

「せっかくの文化祭なのに…ごめんね」

「まわりたいんかよ」

「もちろん」

ゆっくり持田を階段に降ろしてその前にしゃがんだ

「の、乗れと？」

「それ以外に何があんだよ」

「私今日スカート短いから見えちゃうかも…」

「ちょっと待ってろ。」

適当なジャージ見つけて穴開けるか

そしたら八百万いたから事情話して作ってもらった。

「ほら」

「これどこで？」

「作ってもらったんだよ」

「百ちゃんか、後でお礼言おう。履くからあっち向いて｣

「腰抜けてて履けんのかよ」

「へんたい！」

へ、へんたいはないだろ。

見ないように後ろを向いた。

「履けた！これ可愛いなぁ。百ちゃんセンス良い～」

振り返ると黒タイツを履いた持田。

乗せて乗せてってアピールしてくる。

「お前歩けんだろ」

「座り込んだままの子にそれはないよ」

「ほら乗れ」

「重いのが乗りまーす」

「知ってるからさっさと乗れや」

「うっわ！最低！」

「落とすぞコラ！｣

ぎゅうっと抱きつかれて顔が熱くなる感じがした。

「落とさないで」

「分かっとるわ」

「ミスコン行こうよ」

「俺に指図すんなや」

「言わなかったらどこ行くか聞いてくれるくせに」

「ほんとに落とす」

「やめて！！」