爆豪くんとちび 2 (ページ28)

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明日の朝、勝己くんが行っちゃう

朝早いからすぐ寝よう。そう思っていたのに

電気消した途端

「A」

名前を呼ばれてきつく抱きしめられた。

「勝己くん？」

もし、…よ、夜にくっつくことになるなら

すぐキスしてくるし、こんなにハグされることない。

なんか変。

明日、不安なのかな。

「勝己くん」

「ん？｣

「勝己くんチャージさせて」

ベッドの上に座った勝己くんの上に

向かい合って座って

思いっきりしがみついた。

お恥ずかしながら匂いフェチの私は、

しがみついた首の匂いをすんすんして、

思う存分かいだ。

勝己くん引かないでね。

やっぱいい匂いだなー。

「お前、かぎすぎだろ」

「言わないで」

「やめねぇのかよ」

いい加減暗闇に慣れてきた目で勝己くんを見つめた

だってほんとにいい匂い…

「んぅ！？」

いきなりのキス。

びっくりしたそのままに聞かれた。

「明日、なんか予定あるんか｣

「勝己くんの見送り」

「じゃあ、いいよな」

「へっ…」

勝己くんにキスをされながら、

夢中になって、勝己くんの名前を呼んだ。