1年A組 ページ7
「えー！！切島誰それ！！」
「めっちゃちっちゃい！」
「可愛い！」
ほんとにやべーなんだな…。
みんな集まってきて怖い。
思わず切島くんの後ろに隠れた。
「おもち好きなやつ呼ぼうか？」
「うん」
「うららかー！」
「可愛い子紹介してくれるん？」
「おう！」
切島くんからひょこっと顔を出したうららかさん
あの時のかっこいい人！
試合やってないと可愛い…。
「麗日お茶子って言います！」
「持田Aです」
「Aちゃんって呼んでもいい？」
「もちろん！」
どきどきしながら私もお伺いを立てる
「お茶子ちゃんって呼んでもいい？」
「もちろんだよー！！」
か、可愛い。
お茶子ちゃんとお話してる間に
切島くんが説明してくれたみたいで、
A組の人は静かになってた。
「Aちゃん連絡先欲しいな」
「私もお茶子ちゃんの欲しい！」
「持田俺も俺も！」
「交換しよう」
3人でわちゃわちゃやってると
A組の女の子たちが話しかけてくれた。
名前は全員覚えれたか不安だけど、
お茶子ちゃんを初めとしたA組の女の子全員と
切島くんと緑谷くんと上鳴くんと…
あと何人か。
紫の頭の人は梅雨ちゃんが抑えてて
お話できなかったけど危ない人みたい。
「そういえば爆豪いるか？」
「爆豪くんならさっきクラス出てっちゃったんよ」
「入れ違いだったかー。」
「切島くんありがとう。」
「ごめんな！」
「ううん。」
三奈ちゃんに、じーっと見られてた。
「なんで爆豪？」
またこの話をしなきゃいけないみたい。
私の話を聞いたA組の人たちは、
ほんとに爆豪？ってまた言ってた。
そんなに爆豪くん優しくないんだね。
なんか不思議。
そろそろお昼休みが終わるってことで
教室に戻ろうと思ったら
切島くんとお茶子ちゃんが送ってくれた。
A組のみんなもだし、2人も優しいし
友達が増えて嬉しいな
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作者名：なつなつき | 作成日時：2019年10月19日 21時
