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「みんなが、聞いた好きな人。のことなんだけど。さっきも話したみたいに、私は好きって気持ちが分からない｣
多分、爆豪くんが好きなことも
本当にこの気持ちが恋なのか分からないから怖い。
「好きな人いるかもしれないけど、どういう気待ちが恋なのか分からないから教えて欲しい…です」
「それは可愛すぎるよ！」
「Aちゃんピュア」
「えっ」
「俺らも手伝っちゃう！？」
「恋だぞ恋。俺らに出番あんのかよ」
「切島はともかく上鳴は無いね」
私聖徳太子じゃない…
とにかく言えてスッキリした。
昨日爆豪くんが聞いてくれたおかげかなぁ。
「Aちゃん爆豪くんのことがわかんないんでしょ？」
「へっ」
「ウチからしたらAちゃんは爆豪くん好き！って全面に出てるよ？」
「うぇっ！？｣
「爆豪くんから爆豪とか勝己とか呼んでみたら？」
「黒目勝手なこと言ってんじゃねぇ！！」
爆豪…いや、呼び捨て無理。
「勝己くん」
「二度とその呼び方すんな！！」
軽い爆破を起こしながらドタドタ部屋に戻っちゃった
思ったより悲しくて恥ずかしい…
「持田！今バクゴーの顔赤かったから、あいつ嫌がってねぇぞ！照れてるだけだ！」
「ほんと？｣
「やっぱり爆豪くんとAちゃんは両想いなんやね。」
「でもまだわかんないや」
「文化祭」
「なに上鳴くん」
「文化祭、こいつらをくっつけるぞ！！」
「おおお！」
A組の歓声がひとつに聞こえた。
何で団結してるのこの人たち…
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作者名：なつなつき | 作成日時：2019年10月19日 21時
