君と私とヒーローと【轟焦凍】 (ページ3)

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2day ページ3

Aside

服、服屋さんが見たい。
最新のファッションというものを取り入れたいな

あ、あと明日用にドリンクでも買って帰ろうか

まぁ、飲む機会なんてないだろうけどさ

なんて考えながら足を進める

今日買う物のリストを携帯のメモに納めていたため、
携帯の画面を見ながら歩いていると

ﾄﾞﾝｯ

『きゃっ、』

特に強い衝撃では当たっていないけれど、完全に画面に意識を持っていかれていたため体が傾いた

？「あぁ、すまねぇ、大丈夫か？」

ぶつかった当人の男性は私の体を抱えた

私は恥ずかしくなって顔を下に向けた

？「…？」

『あっ、えっと、ごめんなさい！』

私は謝る際に相手の顔をみた

そこから少しの間、その綺麗な顔立ちに夢中になって見つめてしまっていた

『ひぇ…///申し訳ございません！』

？「…あぁ、大丈夫だぞ」

『あの、良ければ…連絡先…、あっ！いえ何も無いです!!!!』

私は夢中になってしまって連絡先なんかを聞いてしまった

答えてくれるわけはない

？「…連絡先…？」

『いえ！何も無いです！』

？「それを聞くなら普通先に名前を聞かないか？」

『あ、そうですね！申し訳ございません！』

謝ってばかりだ、
こんな簡単なことに気づかないなんて

ﾄﾄﾞﾛｷ「俺は轟だ、初対面の人に名前を言うなんて初めてだ」

『え、あ、ごめんなさい！私はA…消気A…です』

私は驚いた、

まさか自分から名乗ってくれるなんて、

ﾄﾄﾞﾛｷ「いい名前ですね、連絡先…入りますか？」

『欲しい！！…です……すみません』

ﾄﾄﾞﾛｷ「謝りすぎです」

『ごめんなさい』

ﾄﾄﾞﾛｷ「また、タメで良いです」

轟と名乗った男性は連絡先の書いたスマホ画面を私に向けて言った

『あ、ありがとうございます…！』

なんか妙な気分だ

こんなにも胸が高鳴るなんて、

人生で初めてだ

これが一目惚れと言うやつなのかな？

私は彼の連絡先を教えてもらった後に
少しの間は彼とお話をした

『何歳なんですか…？』

ﾄﾄﾞﾛｷ「タメでいい」

『あ、な、何歳？』

ﾄﾄﾞﾛｷ「今は15だ、」

『あ、そ、そうなんだね』

ﾄﾄﾞﾛｷ「消気さんは？」

『Aでいいですよ』

ﾄﾄﾞﾛｷ「そうか、じゃあ俺のことは焦凍と呼んでくれ」

『わかった、しょ、焦凍！』

ﾄﾄﾞﾛｷ「下の名前で呼び合うなんて恋人みたいだな」

『こ、こここ、恋人!?!?!?』

おかしい

こんなにもドキドキするなんて、