Summer Rainbow. (ページ7)

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【07】突然の来客～Kazu～ページ7

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◆「二宮せんせ、ありがとーございましたっ」

和也「はい、じゃあ次のレッスンでね？」

◆「はーい、さよーならっ」

母親の所まで駆けていく後ろ姿に、バイバイと手を振る。

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◇「あ、二宮先生。受付に、お客さん来てるみたいですよ」

和也「・・・？ありがとう」

こんな所にまで、俺に会いに来る人なんて誰だろう？

考えても思い付く人がいなくて、気になって足早に受付へ向かった。

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和也「・・・」

急いで向かった受付には、見覚えのある茶髪のスーツ姿。

受付に座るお姉さんに軽く会釈して、その後ろ姿に近付いた。

和也「・・・何か御用？」

雅紀「うっお！！ビックリした～(笑)」

期待を裏切らないリアクションを見て、クフフと笑いが込み上げてきた。

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雅紀「今ニノが見送ってた男の子も、ピアノ弾けるの？」

掲示されてる音楽関連のポスターを眺めながら、不思議そうに相葉さんが呟く。

和也「すげぇ上手いよ。次のコンサート目指して頑張ってんの」

雅紀「へぇ～凄いなぁ。俺ピアノとか全然弾けねぇもんなぁ……」

和也「・・・で？今日は何？」

本題を切り出すことを忘れてるであろうから、俺から切り出した。

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雅紀「あ、そうそう！飲みに行こ？！」

和也「え～・・・」

雅紀「拒否権無いよ！俺、迎えに来たんだもん！」

和也「2人？」

雅紀「いや、翔ちゃんと大ちゃんと松潤のトコで！」

和也「・・・なら行こっかな」

雅紀「俺と2人ならヤダってことかよ！」

俺の耳近くでワーワーと大きな声を出すから、「うるせぇよ」って笑った。

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雅紀「なんだかんだで、ニノちゃんは俺が大好きだもんねぇ(笑)」

結局、相葉さんと2人で潤くんのお店まで向かう。

和也「俺はただ、潤くんのお店で翔ちゃんと大野さんと飲みたいだけ」

雅紀「ハイハイ。もうそれは聞き飽きましたよ～」

おりゃっ！って相葉さんの長い腕が、俺の身体に巻き付いてきて「やめろや！」と抵抗しながら潤くんのお店に向かった。

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