殺し屋だったら 【JW】part2

episode51 ページ11

Aside


のんちゃんと2人なんやけど……



「まだつかないん？！」


望「もうちょっとなんやけどなー」


「もう疲れたって」


望「淳太のせいやで？若いから遠くまで歩いて行けるやろって」


あんの唇！

帰ったら文句言ったるわ！！


望「おっ、着いたで！」


「んーじゃあのんちゃん２階行く？」


望「おん、じゃあ２階行かせてもらうわ」


「了解、じゃあバイバーイ」


望「バイバーイ」



よし、こっからは1人やから慎重に行かな！


「よし！」


ｶﾞﾁｬ


「お邪魔しマース」


？「誰だお前！」


「えっ！知らん？！私らの事！」


？「知るわけないだろ！」


？2「え！ボス知らないんですか？アイツ裏では有名な殺し屋の1人ですよ？」


「おっ、せいーかーい」


？「そんなお前が何の用だ」


「殺しに来たんやけど」


？「お前1人に俺らが負けるとでも？」


「はぁ？誰が一人って言ったん？」


？2「まっ、まさか！」


「もう一人いるで」



ﾊﾟｧｰﾝ

ﾊﾟｧｰﾝ


雑「ｳｯ……ﾊﾞﾀｯ」


雑「ｸﾞﾊｯ…」


「な？」


？「ふっ、俺らも甘く見られたもんだ、お前ら！こいつを殺してしまえ！」


雑「おりゃーー！」


「負けないからな？」


ｻﾞｼｭ

ｻﾞｼｭ

ｼｭｯ

ﾊﾟｧｰﾝ

ﾊﾟｧｰﾝ

ｼｭｯ

ｻﾞｼｭ

ﾊﾟｧｰﾝ


「こんなもんなん？」


？「ﾌｯﾌｯﾌ、そんな余裕こいてていいのかな？」


「どういうことや？」


相手のボス？が指さした方を見てみると







.









.





「っ、のんちゃん…」




2階にいるのんちゃんの周りに２、３人の男の人がいて
(今更ですが２階と言っても吹き抜けみたいになってて、下からも見える様な建物です)


拳銃突きつけられてる…


？「最初に打ってきたスコープの方向からアイツを見つけたんだ、お前が戦ってる間にな」



嘘やろ……


「待って！あいつは殺さんといて！あいつを殺すなら私を撃って！」


望「A！！」


？「馬鹿な奴らだな、おい！下に連れてこい！」


雑「うっす！」


「私ならいくら撃ったって、刺したって構まわへん、やからアイツだけは殺さんといて！」


？「お前を殺したって意味が無いんだよ…」


「はぁ？」


？「お前の苦しんでる姿が見たいんだよ」


「そんなんでアイツを傷つけんな！」


？「分かってへんなー」



次のページいきます

episode52→←episode50＋ただいま！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す