俺がずっとそばにおる (ページ34)

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中学生⑨ ページ34

次の日。

Aが入院したって聞いた。

事故なんやって……

まだ……意識がないらしい。

俺のせいで…っ

｢……せっ……りゅ……せっ……りゅーせいっ!!!!!!!!｣

流星｢えっ……！｣

重岡｢えっ！やないわ！

大丈夫か？さっきからぼーっとしとるけど｣

流星｢大丈夫や。｣

重岡｢……また、Aの事考えとったやろ。

自分を責めたらあかんで？流星のせいやないんやから。｣

流星｢いや。俺のせいやっ……俺がっ…あんな事言わんければ、Aはっ……Aは……!!｣

重岡｢流星。それは違うd｢俺のせいでっ！俺のせいで…｣

重岡｢流星!!!!!!!!｣

流星｢し、しげ…｣

重岡｢なんでや！なんで自分を責めんの？

………………Aは絶対目さます。

信じようや？な？｣

流星｢……ｸﾞｽﾝ。……………………おん。｣

重岡｢今日……Aん所いこか｣

流星｢……せやな。｣

-放課後-

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

重岡｢A～重岡くんが来たでー｣

流星｢………｣

俺は言葉を失った。

Aの頭には包帯が何重も何重も巻かれとったから。

罪悪感を覚えた。

流星｢A…ごめんなっ……ｸﾞｽﾝ｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

望｢A～♡来たでぇ！……君たち…は？｣

入ってきたのは背高くてイケメンでかわいい系の人。

しかもむっちゃ若い。

重岡｢あー、えっと、Aの……｣

望｢お友達くんか!?えっ!!お友達くん!?｣

重岡｢えっ！あ、はい。まぁ……｣

望｢そ〜かそ〜か!!よろしゅうなっ!!｣

重岡｢あ、こちらこそ。重岡大毅です。｣ﾍﾟｺﾘ

流星｢藤井流星です。ﾍﾟｺﾘ

えっと……Aの…？｣

望｢ん？……ああ。父親やで！｣

大毅流星｢｢へ？｣｣

望｢よく兄貴に間違えられんねんけどなぁ(笑)

父親やで！｣

父親!?

えっ、この人どー見てもまだ20代やろ……？

望｢はは！流星むっちゃ動揺しとるやん(笑)｣

急に呼び捨て!?!?

重岡｢えっとー、実親子…です、よね？｣

望｢戸籍上はそうなってんねんけど、本間は血繋がってへんで。やって俺、まだ19やし(笑)｣

流星｢そ〜なんですか。｣

望｢せやで～。あ、本間に今日はありがとな！
明日も学校やろ？今日はもう帰り？｣

重岡｢あ、はい！｣

流星｢明日も来てええですか？｣

望｢もちろんや！｣