名取先生と、2 (Daiki.A) (ページ8)

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あなたさいど

私が担当することになったのは、中学生の女の子の上原さとみちゃん。

交通事故にあって下半身が麻痺してしまったため車椅子生活を余儀なくされた。

貴「おはよう、さとみちゃん！今日から担当をつとめます。坂下です！よろしくね！」

上「・・・」

貴「おーい、さとみちゃーん」

上「・・・」

貴「今日の調子はどうですかー？」

上「・・・」

貴「、、、反抗期なのね。OK、わかった。」

貴「私もそういう時期あったなー懐かしい！」

上「アンタもうオバサンだもんね。」

貴「、、、は？」

上「だって私からみたら、全力笑顔の自分かわいいと思ってる彼氏いないかわいそうなオバサンだよ？」

貴「なによそれ！？別にかわいいと思ってないし、彼氏いないなんて決めつけないでよ！」

上「じゃあ彼氏いるの？」

貴「、、、いない」

上「ほらね！」

貴「すぐできるから！本当なんなの！」

名「うるさい！！」

貴「、、、すいません」

上「フフフww」

貴「もううるさいなぁ、、静かにしててくださいよ。上原さん！」

上「はぁいww」

話してなんかくれないと思ったけど、良かった。

［上原さとみちゃん］生意気だけどイイヤツじゃん。

ちょっとほっとした。