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あなたさいど
貴「坂下は、ずっと笑顔だった。って」
上「え?」
貴「患者さんは、お前の笑顔のおかげで、すごく安心できたって。坂下の笑顔は、見ている人の心を明るくする。ただヘラヘラ笑ってるんじゃない。心からのすてきな笑顔だよ。って言ってくれたの。」
上「・・・」
貴「ああ、、、私にだってできることあるじゃんって思った。、、、なにもできないなんてことなかった。私が笑顔でいることで、患者さんの力に少しでもなれるのなら、私は笑っていよう。って思ったの。、、、毎日悲しみで溢れているこの病院で、私は笑顔でいよう。って決めたんだ。」
上「、、、本当、強いよね、アンタは。」
貴「強くなんかないよ?すぐへこむし、すぐ落ち込むし、すぐ泣くし、」
上「それ、、、モテようと思って泣いてるでしょ?」
貴「ええ?違う!違う!マジだから!」
上「フフww」
笑った。
貴「、、、その笑顔がいい。」
上「え?」
貴「私は、さとみちゃんの、そのまんまの笑顔が好き。」
上「、、、なに急に。、、、気持ち悪いんですけど。」
貴「無理して笑おうとなんかしなくていい。さとみちゃんらしくいてくれれば、それでいい。」
上「っ、、、意味わかんない。」
貴「、、、語彙力がないものですみません。」
私は笑った。
さとみちゃんに私の思いが届いてほしいと願って。
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姫乃 - すごく面白くて読んでて楽しいです!更新頑張ってください! (2018年10月30日 19時) (レス) id: 7fe36c8cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミニトマト | 作成日時:2018年9月30日 13時