名取先生と、 (Daiki.A) (ページ42)

今日:8 hit、昨日:6 hit、合計:59,417 hit

41 ページ42

名取さいど

それからしばらくして、、、

気持ちに気づいたからって、本人に伝えるつもりもなければ、その勇気もない。

特に今までと変わらない毎日を過ごしている。

ププププルルルル
ププププルルルル

ー○○よりドクターヘリ要請です。成田空港発の飛行機が墜落。負傷者多数です。ー

町「○○方面視界良好。ヘリ飛べます。」

白「了解。わかりました、出動します。飛行機が墜落した。負傷者多数みたいだから、、、緋山先生、藤川先生、冴島さん、先に行って。私もいっしょに行く。その後、名取先生、雪村さん、、、坂下先生、お願い。」

全「はい。」

だんだん、坂下の努力が認められつつある。指導医の俺からすると、うれしかったり。指導医っていう理由だけじゃないかもしれないけど、、、

伊「すげーな、Aちゃん。白石先生からのご指名だよ。」

知「最近の活躍、すごいからね。、、、、どうしよう。僕大丈夫かな？」

岩「大丈夫！大丈夫！まぁ、今はココで私たちができることをしよう。」

知「うん。そうだね。」

でも本当に、この現場に坂下が行ってよかったのか。

貴「名取先生！行きましょう！」

それとも、行かないほうがよかったのか。

名「ああ、」

このときは、そんなこと、誰もわからなかった。