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ダンボールの荷解きをしていていつも思うのは、勝己の荷物が驚く程少ないなって所。一般的に男性は女性より物が少ないのかな…とは思うけど、ここまで少ないとは思ってなかった。勝己は私的なものが少ないんだよね…
勝己は現在お仕事中だけど、私は休み。
というより休みを貰ってしまっている。
引っ越したばかりでやることが多いし、無理に動いて体壊されるのも迷惑だとか何とか言われ、勝己に休みを押し付けられている。私だけ休むのは申し訳ない…んだけど、そんなこと言ったら更に怒られそうだから、素直に休みを貰ってる。
｢よし。｣
今日で漸くダンボールの片付けが済みそう。
少し嬉しく思いながら、私は夕飯の準備を始めた。現在の時刻は午後4時。一時間もあれば、夕食の準備なんてすぐに済ませられるだろう。
…なんて思ってた私がバカでした。
ーーーーーーー…
｢ヴッ…無理…つら…｣
｢…何やってんだテメェ……｣
｢え"っっ！？勝己もう帰ってきたの！！？！？｣
声に驚き振り返ると、案の定そこには爆豪勝己の姿が。
焦って時計を見ると、勝己は言った通り5時ピッタリに帰ってきていた。
｢お…おかえりなさい。｣
そして私はというと、あと一時間もあれば余裕だとか言っていた夕飯作りが未だに済んでいないのである。こ、これには深い深いワケが………いや嘘です単純に作業が遅いだけです………玉ねぎ切ってました………目にしみてしんどいです涙止まんないです…………なんじゃこりゃ………
涙をボロボロと零しながら食材を切っている所を勝己に目撃され、そんな私を見た勝己は物凄いしかめっ面になっていた。
そんな顔しなくてもいいじゃないですか爆豪くん。
玉ねぎ切るのしんどいんですよ。
｢指でも切ったんか。｣
｢いや切ってないです…玉ねぎが目にしみるんです……｣
｢………馬鹿だろ。｣
｢だって目が痛いんだよ……私だって涙も出るよ人間だから！！｣
私が玉ねぎについて必死に訴えていると、勝己が凄く冷めた目で私を見てきた。やめろ、そんな目で私を見るな、惨めな気持ちになるじゃないか。
ってそんなこと言ってる場合じゃない。勝己は疲れて帰ってきてるんだから早く夕飯を作り上げなきゃ。
そう思いまたキッチンに向き直ると、横から腕が伸びてきて、乱雑に私の目元にあてられた。
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名取(プロフ) - コナさん» コナさんさえよければ覗きに行ってみてください、私なりの解釈になってしまうとは思うんですが、楽しんでもらえるように上鳴くんのお話更新頑張りますね……！！ (2018年12月1日 0時) (
レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - コナさん» コナさんありがとうございます、そしてとても長い2ヶ月間お待たせして本当にすみません、リクエストくださった上鳴電気くんの小説スタートしました。1日5話更新は難しいのですが今後はコツコツ更新させてもらいます。 (2018年12月1日 0時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
コナ(プロフ) - 名取さん完結おめでとうございます！とても素敵なラストでした。爆豪くんの解釈が一致していたので違和感なく読むことが出来ました。素敵な小説をありがとうございました。 (2018年10月4日 17時) (レス) id: e552838be7 (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - コナさん» コメントありがとうございます、恐縮です…私には勿体無いんじゃないかと思えるような言葉をくれて…ありがとうございます、とても嬉しいです。新作の準備と今作の更新、これからも頑張らせていただきますね…！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - 小豆さん» コメントありがとうございます、爆豪くんの作品は書いてて不安な点も幾つかあったので、そう言っていただけて安心しました。応援してくれてありがとうございます、励みになります。これからも更新頑張らせていただきますね…！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名取 | 作成日時：2018年6月25日 12時
