６６話 ページ26
｢相変わらず仲良いなぁお二人さん。｣
｢ん？｣
｢爆豪と來栖だよ、毎日手繋いで登下校してさ〜？爆豪がそんなことしてるって時点で驚きだけど。｣
｢それは私も同意。｣
｢愛されてんのな。｣
｢……いや、あの。｣
前の席の切島くんは、私が聞いてて恥ずかしくなるようなことばっかり行ってくる。ポツリと呟いた最後の言葉は私の精神に対する威力がありすぎて私からはなんとも言えない。再度認識させられるような事言われて恥ずかしくならないわけが無い。
でしょ〜？とか口が裂けても言えない……羞恥心で消し炭になる…
私がなんとも言えず、尚且つ切島くんの方を見ることも出来ず何となく嫌な予感がして右後ろの方にそろ〜っと顔を向けると、斜め後ろのお茶子ちゃんと案の定目が合った。
｢上手くいってるんやねぇAちゃん。｣
｢…あ…、…ハハハ…………はい。｣
ニコニコと…そう、とても楽しそう〜に笑っているお茶子ちゃんにそう言われた。
ただでさえ切島くんに恥ずかしくなるようなこと言われて黙り込んでたっていうのに、お茶子ちゃんが満面の笑を浮かべながら追い討ちをかけてくるもんだから私のライフはもうゼロです。瀕死じゃないです。ゼロなので既に死んでます。
やめてください、上手くいってるんだねって言われるのはまだ全然いいし、なんなら相談に乗ってくれたお茶子ちゃんにはお礼をしたい気持ちはいっぱいあるんだけど、そんなに楽しそうに言われると流石に恥ずかしくなります。
なりますよそりゃあ！！！私だって人間ですよ！！！？人間には羞恥心っていうものがあってですね！！？
｢Aちゃんが幸せそうで何よりだよ。｣
｢あ、ありがとう…でも勘弁してください。｣
｢今度お話聞きたいなぁ！｣
｢｢俺も俺も！｣｣
｢勘弁して！！！混ざってこなくて良いです！！！｣
お茶子ちゃんと話してた筈なのに、前方から上鳴くんと切島くんが声を揃えてそんなことを言ってくるもんだからたまったもんじゃない。
なんで私にばっかり聞いてくるの、いっそ勝己に聞いてくれ……！！
いやでも勝己の口から話す私の姿なんて知りたくないし聞きたくないからやっぱり前言撤回させてください、さっきの言葉は嘘です。アメリカンジョークってやつです……
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名取(プロフ) - コナさん» コナさんさえよければ覗きに行ってみてください、私なりの解釈になってしまうとは思うんですが、楽しんでもらえるように上鳴くんのお話更新頑張りますね……！！ (2018年12月1日 0時) (
レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - コナさん» コナさんありがとうございます、そしてとても長い2ヶ月間お待たせして本当にすみません、リクエストくださった上鳴電気くんの小説スタートしました。1日5話更新は難しいのですが今後はコツコツ更新させてもらいます。 (2018年12月1日 0時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
コナ(プロフ) - 名取さん完結おめでとうございます！とても素敵なラストでした。爆豪くんの解釈が一致していたので違和感なく読むことが出来ました。素敵な小説をありがとうございました。 (2018年10月4日 17時) (レス) id: e552838be7 (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - コナさん» コメントありがとうございます、恐縮です…私には勿体無いんじゃないかと思えるような言葉をくれて…ありがとうございます、とても嬉しいです。新作の準備と今作の更新、これからも頑張らせていただきますね…！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - 小豆さん» コメントありがとうございます、爆豪くんの作品は書いてて不安な点も幾つかあったので、そう言っていただけて安心しました。応援してくれてありがとうございます、励みになります。これからも更新頑張らせていただきますね…！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名取 | 作成日時：2018年6月25日 12時
