検索窓
今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:7,854 hit

ページ6







アスタ「ふんぬぐぐぐぐぐぐ!!!!」






アスタは箒に跨ってはいるものの、




体を反らせているだけで全く浮く気配がない。






「どういう事だ?どんなにセンスが無くても少し浮くぐらいなら誰でも出来るはずだが」






ちなみにAは呪術で箒に乗っている。


これくらい簡単なので、アスタの様子を面白がりながら見た。






(たしかにアスタ君は魔力はない。魔力がない、だけだ)






Aは密かに思いながら、次々と試験をこなした。







最終試験は、二体一らしい。


おそらくこれが最重要試験だろう。







「ねぇ、君」



「ん?」




「この、貴族様が貴様のような下民を相手にしてあげるよ

 感謝するように」




「じゃ、よろしくね」




「……まぁ、いいだろう。すぐにお前も貴族にひれ伏せるさ」




(めんどくさい)





そしてAはアスタの次に戦うことになり、前に出る。






___「あいつ、魔導書使わないのか?」

___「というか包帯?」

___「格好黒…」




色々と声が聞こえるがAはお構いなしに前に進んだ。





「よろしくねぇ」


「ふん、では行くぞ!炎魔法!」







目の前には炎の球が何個も飛んでくる。


そしてAは何もせずにそのまま立ちすくんだ。






「はははっ!どうだ下民!これで貴族の力がわかったか!

大したことなかったな!」







煙で見えないが、炎は確実に当たったようだ。

貴族の方は高笑いする。

が。






「誰が………大したことないって?」



「…な!確実に当たったはずだ!」



「地面には当たったね、でもわたしには一個も当たっていないよ?」



「そ、そんな!そんなはずはない!もう一度!炎魔法」








炎魔法は全てAの力で、貴族の元へと帰っていった。






「…そんな君にわたしからも攻撃をあげよう。

 空閑操作__留置」







Aが指を弾くと、無数の光る物体が


ものすごい速さで貴族に襲いかかった。


その威力に会場が揺れ、地面に穴がボコボコと空く。





「ひぃぃっ!た、助けてくれぇぇ!」




「魔法騎士団になりたいエリートの貴族さんが助け?

 それは又口のうまい話だね」




「や、やめてくれ死んでしまう!」




「たしかに、ジサツなら痛くないものがいいね。

 わかるよ」





そしてAは攻撃を止める






*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アララモード | 作成日時:2021年4月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。