歳下なんてタイプじゃない。 (ページ22)

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Type 22 ページ22

Aside

那須くんは花火を一緒に見て別れた。

また、予定の合う日、一緒にバトミントンしましょうって。

LINE聞いてきた時の那須くんの顔可愛かったな。
追加してもいいですか？だって。

『ってアンタは何でうちにいるわけ？』

「暇なんだよ！今日に限って午前練だし！家いても誰もいねーんだよ！いいよな龍我」

「いいよいいよ！俺、涼来て嬉しいし！」

「でも龍我夕方いないもんな」

「今日はデートだから」

そう、今日は地区のお祭りの日。
ホントに龍我に彼女がいるなんてムカつくなぁ。

「A、晩飯よろしく！」

『は？』

「遅くならないと誰も帰ってこないの！お前の家もそうだろ？ぼっち同士仲良く過ごそうぜ？」

『あのねえ...........』

「先週みたいに那須雄登はいないんだからな？」

「え！那須雄登って誰！」

「コイツの彼氏候補！」

『ちょっと！！』

全く涼は何言ってくれてんのよ！！
バカ！

「えっと、その那須って人どんな人？」

「とりあえずね、申し分ないイケメン！Aには勿体ないくらい！あ、龍我もいずれ分かるよ、コイツソイツとグルデモやるから」

「え？涼じゃねーの？」

「くじだったからな～龍我、彼女が年上とかあり？」

「んーありだよ！でも、姉ちゃんの年はない！」

『何個までなの？龍我』

「姉ちゃんより一つ下まで」

『涼は？』

「なんだよ、急に食いついてきたな。俺は好きになれば何歳でもいいけど」

『へぇ～そういうもんなんだ』

好きになれば、何歳でもいいねぇ、、、、
私には分からないや。