新友 ページ27
年明け最初の仕事
ありがたいことに僕達は賞をもらうことができ、歌謡祭のステージで披露することになった。
自分たちの出番が来るまでは席に座って待っていなくてはならない。
緊張している人もいるけど、ほかのアーティストの歌やダンスを見て盛り上がってるメンバーの方が多い。
私はと言うと...
SN「...さむい...！」
SG「そんなぁ〜大げさな...つめたっ！」
DK「嘘だぁ〜...つめたっ！！」
丸いテーブルの、ちょうど私の両隣に座っている2人が
私の手を片方づつさわり、同時に叫ぶ
WZ「どうした？」
SG「ソニヒョンの手がありえないくらい冷たいんです」
SC「あー、Aは冷え性だからな」
DK「たしか、さっきマネヒョンがブランケット持ってたような...もらってきたら？ソニヒョン」
ドギョムが私の手をにぎにぎしながら心配そうに言った。体温がじんわりと伝わり自分の手が温まってきているのを感じる。
SN「いや、まだ我慢出来る」
WZ「なんで我慢するんだよ」
SN「ドギョマ、もうちょい握ってて...」
ウジがやれやれと呆れ笑いをこぼす。
ドギョムの手は暖かい。今は左手にもスングァンの手が添えられているので、本当にあと少ししたら体がポカポカになりそうなのだ。
もう少しで
もう少しで
もう少し...で
SN「やっぱマネヒョンにもらいに行ってくる」
去年ブレイクしたアーティストのステージが始まった時に限界は訪れた。
ソクミンもスングァナもアーティストに夢中になって手を離してしまっているし、ほかのメンバーも目を奪われているので、邪魔にならないようにそっと席を離れた。
一応声はかけたし、誰か気づいているだろう。
マネージャーにも専用の席があったはず...
曖昧な記憶を頼りにマネヒョンのいるテーブルを見事に見つけ出し、私は無事ブランケットを調達することが出来た。
1枚羽織るだけでこんなに違うんだ...
ものすごくポカポカする
私はブランケットの偉大さに感動しながら元いたテーブルに戻った
はずだったのに...
SN「またやっちゃった...」
気づいたら迷子になっていた。
自分の席に戻れないなら、マネヒョンの席に戻ろう...ともしたのだが、もっと迷子になった気がするのは気のせいではないだろう。
途方に暮れて立ち尽くしていると、Aのスマホがポケットの中で振動した。
着信画面にはドギョムの文字。
SN「ヨボセy「今どこヒョン！！」」
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ビビ丸(プロフ) - ジェリーさん» ありがとうございます。そう言ってもらえるとめっちゃ元気でます！嬉しいです！更新頑張ります笑次は土日に更新する予定ですよ〜待っててくださいね！ (2021年5月20日 11時) (
レス) id: 96a0118da2 (このIDを非表示/違反報告)
ジェリー(プロフ) - はじめまして、設定もお話面白くて読みやすいです！これからどうなっていうのか気になります！ゆっくりでいいので、更新待ってます！ (2021年5月19日 2時) (レス) id: a4ccdce64b (このIDを非表示/違反報告)
ビビ丸(プロフ) - momoさん» ボードでの話し方がすこし分からないので...上手く話せるかわかんないですけど、話し掛けてもらえれば反応しますね〜！ (2021年5月6日 16時) (レス) id: 96a0118da2 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - ありがとうございます！推しはクオズです！クオズの絡みをお願いしても良いですか？それと、推しの話をするんだったら、ボードで良いですか？ (2021年5月6日 11時) (レス) id: ede6eef359 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ丸(プロフ) - 初めまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！！「このメンバーとの絡みがみたい！！ 」とかあったら言ってくださいねー！momoさんは誰ペンなんですか？ (2021年5月6日 11時) (レス) id: 96a0118da2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ丸 | 作成日時：2020年8月12日 10時
