Prolog ページ1
始まりは、母と姉とで行った韓国旅行だった。
私と姉は、母が韓国人父は日本人の日韓ハーフで、その頃はアメリカに住んでいたので、韓国語と日本語と英語が話せるバイリンガル。
小さいころ、父は病気で亡くなっていて母が私達をシングルマザーとして大切に育ててくれている。
旅行と言ってもメインは観光ではなく、姉がハマっていたk-popアイドルのコンサートの付き添い。
私もコンサート自体初めて体験する出来事だったから終了のアナウンスが鳴ってもしばらく放心状態でお姉ちゃんに笑われたっけ。
凄かった
感動した
会場の熱気
ファンの歓声
輝くステージで歌い踊るアイドル
こんな仕事があるんだよって
これがアイドルだよって
頭を雷で撃たれたみたいに衝撃が走った。
姉と母とコンサートの余韻を話し合って盛り上がっていたら黒スーツの、でも人の良さそうな男の人に話しかけられる。
「少しお話いいですか？」
「こういう者なんですけど...」
母「これって...プレディス？」
母が受け取った名刺には先程まで自分達が見ていたアイドルが所属している会社の名前が書いてある。
「そこの君、アイドルになる気はある？」
「背も高いし、顔も整っている。きっと素晴らしいアイドルになれるよ」
そう話しかける先には...
「私ですか？！」
私自身だった。
確かに身長は背の高かった父のおかげで、姉や母より高く育ったし、顔も美人な母に似てハーフ特有のそこそこ綺麗な顔に生まれたとはおもっていたけど...
ダンスなんて踊ったことないし、歌だって特別上手なわけじゃないし。
でも..
「やりたいです！」
「本当にかい？！じゃあ早速書類を！」
姉「まって、本当にやるの！？いいの？お母さん」
母「本当にやりたいの？途中で辞めることは出来ないわよ？」
母は昔から子どもがやりたい事はなんでもやらせてくれる人で、1番に私たちの意志を大切にしてくれた。
「大丈夫、私やってみたい」
お母さん真剣な顔からにっこりと笑顔になると「この子をお願いします」と黒スーツの人に頭を下げる。
黒スーツの人も慌てて頭を下げた。
「それでは書類など必要なものを書いて欲しいのですが明日はまだこちらにいらっしゃいますか？」
母「すみません、私達アメリから来てきて、明日は帰りの飛行機があるんです」
「そうですか」
母「でも大丈夫ですよ！この子だけ置いていきます！」
「えぇ！？お母さん？」
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ビビ丸(プロフ) - ジェリーさん» ありがとうございます。そう言ってもらえるとめっちゃ元気でます！嬉しいです！更新頑張ります笑次は土日に更新する予定ですよ〜待っててくださいね！ (2021年5月20日 11時) (
レス) id: 96a0118da2 (このIDを非表示/違反報告)
ジェリー(プロフ) - はじめまして、設定もお話面白くて読みやすいです！これからどうなっていうのか気になります！ゆっくりでいいので、更新待ってます！ (2021年5月19日 2時) (レス) id: a4ccdce64b (このIDを非表示/違反報告)
ビビ丸(プロフ) - momoさん» ボードでの話し方がすこし分からないので...上手く話せるかわかんないですけど、話し掛けてもらえれば反応しますね〜！ (2021年5月6日 16時) (レス) id: 96a0118da2 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - ありがとうございます！推しはクオズです！クオズの絡みをお願いしても良いですか？それと、推しの話をするんだったら、ボードで良いですか？ (2021年5月6日 11時) (レス) id: ede6eef359 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ丸(プロフ) - 初めまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！！「このメンバーとの絡みがみたい！！ 」とかあったら言ってくださいねー！momoさんは誰ペンなんですか？ (2021年5月6日 11時) (レス) id: 96a0118da2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ丸 | 作成日時：2020年8月12日 10時
