第253話…土下座は大事 ページ3
ユウ視点
ユウ「デスゲームの問題でもあったナーヴギアは全部回収されて代わりに発売されたのはアミュスフィアっていうナーヴギアの改良版が今も使われてるって話だよ」
セベク「それは安全なのか?」
ユウ「みたいだよ」
まぁ、使ったことがないからそれが本当かどうかは知らないけど…
ユウ「でも友達が言ってた。アミュスフィアでできるゲームでアルヴヘイム・オンライン。通称『ALO』ってゲームがすごいって!」
エース「すごい?」
僕は夢中で話す友人の姿を思い浮かべながら友人の言っていたことを一言一句違わずエースたちに言う
ユウ「何でもSAOゆずりの高スペックのグラフィックに加え、魔法や飛行システムの実装で爆発的人気を獲得した。プレイヤーは9つの妖精族からいずれかを選択し、高位種族への転生を目指して種族間抗争を繰り広げるゲームなんだって」
みんなはポカンとしながら僕の顔を見る
エペル「えっと?つまり…?」
ユウ「あぁ、ごめん。友達が何度も同じことを言うからその言葉は覚えてるんだけど詳しいことはなにも…」
僕も意味まではわかんない。イデア先輩ならわかるかな?
ジャック「ユウの世界で作られた可能性は出てきたな。そこまでゲームに力を入れた世界ならAの世界を作れていてもおかしくはないだろう」
ユウ「確かに?」
ってことは…アドミニストレータの言うリアルワールドは僕のいた世界……
ユウ「まことに申し訳ありませんでした」
僕は、グリムを膝の上から下ろしてソファーから立ち上がりみんなの前で土下座した
エペル「ユウクン!?」
デュース「か…監督生のせいじゃないだろう!?」
エース「頭上げろって!!」
1年ズはあたふたしながら僕を慰める
ユウ「ごめん…取り乱した」
ジャック「気にするな」
セベク「全くだ!!お前が悪い訳ではないだろう!!」
あのセベクがフォローを…!涙が出てくるぜっ!!
エース「ってか話は明日にしない?俺もう眠くて眠くて…」
デュース「それは同感だ」
グリム「ふぁ…」
そういえばもう0時過ぎちゃったもんね…
ユウ「今日は談話室で雑魚寝かな」
「「さんせーいっ!!」」
こうして僕らは疑問を抱えながらもとりあえず明日…いや、今日に向けて眠りに入った
.
62人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月6日 16時