第208話…少女の記憶4 ページ8
ユウ視点
翌朝…日があるとはいえまだ朝早く空は少し暗かった｡
母親と父親は家の外に双子は窓から両親の様子を眺めていた｡
母「『………本当に子供たちには会わないの？』」
？「『顔を見たら号泣する自信しかないけどそれでもいいか？』」
『ニカッ』と笑う父親を見た母親は今にも泣きそうな顔をしていた
ﾕｳ「待って僕も涙腺が…」
ｳﾞｨﾙ「だらしないわね…ほらハンケチーフ」
ﾕｳ「あ゛り゛がどう゛ござい゛ま゛ず」
僕の号泣に引くヴィル先輩…でもしょうがないじゃん！！
すると映像に光が差し太陽の方から霧雨とよく似た飛竜が飛んできた｡
ﾍﾞﾙｸｰﾘ「『俺は、公理協会 整合騎士 ベルクーリ・シンセシス・ワンだ』」
ベルクーリって確か…Aが言ってた人界最強の騎士？イケ叔父じゃん…
ﾕｳ「ツイステの世界の顔面偏差値高いけどAの世界の人も高いな…」
ﾘﾄﾞﾙ「そんなことより彼の名前…少し妙じゃないか？」
妙？どこが？？
ﾚｵﾅ「ベルクーリ・シンセシス・ワン…Aのフルネームはなんだ？」
ﾕｳ「A・シンセシス・フォーですけどそれがどうし………あれ？」
みんなも違和感に気付いたのか顔を見合わせ首を傾げる
ｼﾞｬﾐﾙ「シンセシスの後に数字が…これは一体…」
どういう意味？
ﾍﾞﾙｸｰﾘ「『なぁ、俺が言うのもなんだが…お前さんは俺が来るのを逃げも隠れもせずここで律儀に待ってたのか？』」
？「『俺がここで逃げたら家族に迷惑かけるからな』」
それを聞いてベルクーリは複雑そうな顔をしながら鎖を父親に巻きつけ飛竜に繋げて飛び立つ｡
それを窓から見ていた双子は急いで玄関に向かい外に出て鎖に繋がれた父親を見上げる｡
A「『おとーさん！！』」
？「『っ…』」
A「『おとーさん！おとーさん！！』」
Aはなんで父親が鎖に繋がれているのか…なぜ父親が連れて行かれるのか…
わからないまま涙をポロポロと流し空高くにいる父親に一生懸命手を伸ばしている｡
A「『やだ…いかないで！！』」
ｱﾚﾝ「『おとーさん！！』」
今にも走り出しそうな我が子を泣きながら抱きしめ止める母親…
それを空の上から見ていた父親も涙を流す｡
？「『ごめんな……もう一緒にはいられないんだ…愛してるよ…』」
そのまま父親とベルクーリは太陽に向かって飛び去った｡
残るのは小さな子供の鳴き声だけだった…
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出雲(元あやりん) - 頑張って下さいね！(ルーク先輩言葉分かること頑張れ。ポムフィオーレ寮副寮長ルーク ハント)(*´д`*)ģメテオラで協力しm(((ワートリにすんなバカ (2021年11月7日 11時) (
レス) @page22 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 出雲(元あやりん)さん» コメントありがとうございます！ルーク先輩ならこのぐらいやってくれるであろうと思ったもので…続きも頑張ります！ (2021年11月4日 8時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(元あやりん) - 続きが気になるぅぅ！！ルーク先輩すげぇな。司祭様の言っていること分かるんだな。さすが狩人！(((すいませんルーク先輩のSSRあるからつい…… (2021年11月3日 9時) (レス) @page21 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 虚飾の魔女さん» コメント返し遅くなってす見ません！そしてこれからも虚飾の魔女さんが楽しく読んでもらえるように頑張ります｡ (2021年10月11日 9時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
虚飾の魔女(プロフ) - いつも楽しんで読ませて貰ってます！更新が待ち遠しいです。応援してます！ (2021年10月8日 23時) (レス) @page17 id: 10667b542a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年9月8日 23時
