第245話…整合騎士の記憶18 ページ45
ユウ視点
アドミニストレーターは何を隠して…
ｱﾄﾞﾐﾆ「『この世界はね外側の人間によって作られた世界なのよ』」
A「『……は？』」
……えっ？作られた…？何言って……
ｱﾄﾞﾐﾆ「『信じられないかもしれないけどこれは作り話なんかじゃない｡この世界を…理を…そして私や貴方自身も作られた存在…この世界を支配する外側の世界がある｡あちら側の人間はこの世界のことをアンダーワールド｡あちら側の世界をリアルワールドと呼んでいるわ』」
それって…Aはゲームみたいに僕たち人間の手によって作られた世界で生活してる…
現実には存在しない人だって言うこと…？
でも…でも僕は…
ｱﾄﾞﾐﾆ「『ねぇ、A？真実を知って心が痛むでしょ？』」
A「『……』」
ｱﾄﾞﾐﾆ「『何も考えずただ戦うだけの人形だった時とどう？苦しい？辛い？悲しい？今なら何も考えずに済む可愛い人形に戻してあげるわ』」
僕はっ……！！
A「『……苦しいですよ…』」
今まで黙っていたAが口を開く
A「『辛いですよ…悲しいですよ…胸が張り裂けそうなぐらい感情が爆発しています｡しかもこの感情がどこの誰かも知らない他人に作られたものだと知って怒りすら覚えます』」
アドミニストレータがそれを聞いて嬉しそうにする
ｱﾄﾞﾐﾆ「『なら…』」
A「『しかし…今この感情を忘れてしまえば…この怒りを…どこにぶつければ良いのですか？この思いは決して忘れて良いものではありません…今まで感情の1つもなかった人形の私ですがそれだけはわかります』」
Aはゆっくり立ち上がりアドミニストレータを見つめる
A「『今…ただの人形に戻ってしまえば愛しい人のことまで忘れてしまう｡騎士としての誇りを無くしてしまう｡戦う覚悟を…失ってしまう……それだけは嫌です！！』」
僕は力強く立つAをみて思わず涙をこぼした｡
彼女の方が辛いはずなのに…僕が泣いてどうするんだ！！
A「『私は…戦うことを決めました｡そして最高司祭様に申し上げます｡私を整合騎士にしてくださったことには感謝してます｡力を与えてくださったことにも頼れる騎士たちと出会えたのも貴方のおかげです』」
.
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出雲(元あやりん) - 頑張って下さいね！(ルーク先輩言葉分かること頑張れ。ポムフィオーレ寮副寮長ルーク ハント)(*´д`*)ģメテオラで協力しm(((ワートリにすんなバカ (2021年11月7日 11時) (
レス) @page22 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 出雲(元あやりん)さん» コメントありがとうございます！ルーク先輩ならこのぐらいやってくれるであろうと思ったもので…続きも頑張ります！ (2021年11月4日 8時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(元あやりん) - 続きが気になるぅぅ！！ルーク先輩すげぇな。司祭様の言っていること分かるんだな。さすが狩人！(((すいませんルーク先輩のSSRあるからつい…… (2021年11月3日 9時) (レス) @page21 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 虚飾の魔女さん» コメント返し遅くなってす見ません！そしてこれからも虚飾の魔女さんが楽しく読んでもらえるように頑張ります｡ (2021年10月11日 9時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
虚飾の魔女(プロフ) - いつも楽しんで読ませて貰ってます！更新が待ち遠しいです。応援してます！ (2021年10月8日 23時) (レス) @page17 id: 10667b542a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年9月8日 23時
