第244話…整合騎士の記憶17 ページ44
ユウ視点
ﾕｳ「……えっ？」
ｴｰｽ「ってことは…あの剣がAの兄貴や母親を元に作られたってこと？」
じゃあ…アレンは…人間としてでなく武器としてAの前に立ってるの？
ｱﾄﾞﾐﾆ「『そうよ』」
アドミニストレータは淡々と答える
A「『そんな…』」
Aは膝からその場に崩れ落ちた
ｱﾄﾞﾐﾆ「『でもそれだけじゃダメなのは貴方にもわかるでしょ？ただの記憶の欠片がどんな衝動で…どんな感情で動いているのか…それは欲望よ』」
欲望？
ｱﾄﾞﾐﾆ「『触りたい｡抱きしめたい｡自分のものにしたい｡そう言った醜い欲望がこの剣人形を動かしているの｡天井に固定された騎士たちの記憶は鈴側に愛する者がいるのを感じているわ｡でも触れないひとつに慣れない｡狂おしいほどの飢えと渇きの中で見えるのは敵の姿だけ』」
絶望するAとは相反してアドミニストレータは嬉しそうに満面の笑みを浮かべる
ｱﾄﾞﾐﾆ「『だから戦う｡どんなに傷を負っても何度倒れても起き上がって永遠に戦い続けるの｡どう？素敵な仕組みでしょう？本当に素晴らしいわ…欲望の力というものは！』」
その言葉にみんなが反応する
ﾕｳ「違う！！そんなのは絶対に違う！！」
ｸﾞﾘﾑ「ユウの言う通りなんだゾ！！」
みんなが『そうだそうだー！』っと叫んでいるとリリア先輩が口を開く
ﾘﾘｱ「誰かにもう一度会いたい手で触れたいと言う感情を欲望と呼ぶのではない｡その思いは…感情は愛と呼ぶものじゃ｡ワシもマレウスやシルバーを育てたからわかる｡愛しく思うのを欲望と呼ぶとは…あの者は心を持たぬのか！」
リリア先輩がかなり怒ってる…いや、リリア先輩だけじゃないツノ太郎…マレウス先輩もだ｡
殺気が肌にヒシヒシと伝わってくる…
ｱﾄﾞﾐﾆ「『まぁ、これはあくまでプロトタイプなのよね｡厭ったらしい負荷実験に対抗するための完成型を量産するにはざっと半分は必要かなって感じだわ』」
A「『負荷実験？半分？』」
Aがそう口にするとアドミニストレータは思い出したように言う
ｱﾄﾞﾐﾆ「『そういえば貴方は知らないのよね…ごめんなさい｡貴方があまりにも優秀だったせいで忘れてたわ｡でも良い機会ね教えてあげる』」
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出雲(元あやりん) - 頑張って下さいね！(ルーク先輩言葉分かること頑張れ。ポムフィオーレ寮副寮長ルーク ハント)(*´д`*)ģメテオラで協力しm(((ワートリにすんなバカ (2021年11月7日 11時) (
レス) @page22 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 出雲(元あやりん)さん» コメントありがとうございます！ルーク先輩ならこのぐらいやってくれるであろうと思ったもので…続きも頑張ります！ (2021年11月4日 8時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(元あやりん) - 続きが気になるぅぅ！！ルーク先輩すげぇな。司祭様の言っていること分かるんだな。さすが狩人！(((すいませんルーク先輩のSSRあるからつい…… (2021年11月3日 9時) (レス) @page21 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 虚飾の魔女さん» コメント返し遅くなってす見ません！そしてこれからも虚飾の魔女さんが楽しく読んでもらえるように頑張ります｡ (2021年10月11日 9時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
虚飾の魔女(プロフ) - いつも楽しんで読ませて貰ってます！更新が待ち遠しいです。応援してます！ (2021年10月8日 23時) (レス) @page17 id: 10667b542a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年9月8日 23時
