第217話…整合騎士となった少女の記憶2 ページ17
ユウ視点
A「『えっと…部屋はこっちだっけ？』」
Aは教えてもらった自分の部屋の行き方を忘れたらしく迷子になっていた｡
ちなみに迷子になるのはこの日で5回目だ｡
ﾕｳ「Aって方向音痴だったんだ…知らなかった」
ﾗｷﾞｰ「Aさん…ユウくんには必死に隠してたから気付かなかったのも当然スね」
Aは首を傾げながらも道に進むと外に出た
A「『あれ？薔薇園に出ちゃった…私ってなんでこうも方向音痴なんだろう…』」
？「『君は確か…』」
Aが声のする方を向くとそこにはAとは正反対と言ってもいい真っ黒な鎧を身につけた男性がいた｡
でも驚くのはそこじゃない｡だってその男性は…
ﾕｳ「Aの…お父さん…」
ﾃﾞｭｰｽ「Aの父親も整合騎士になってたのか！？」
僕は無意識に涙を流していた｡
だって…こんなの酷すぎる…Aだけじゃなくて父親まで愛する家族を忘れるなんて…
しかも目の前に娘がいても気付かない…思い出さない…
ﾕｳ「家族なのに…」
ｸﾞﾘﾑ「ふなぁ…」
グリムも僕につられて涙を流す
A「『えっと……貴方は…』」
ｸﾛﾉ「『初めまして新人さん｡俺の名前はクロノ・シンセシス・スリー…つまり君の1つ前に整合騎士となった者だよ』」
A「『初めましてクロノ殿｡この度天界から召喚された新しい整合騎士｡A・シンセシス・フォーと申します｡以後お見知り置きを』」
『クロノ殿』自分の父親をそんなふうに呼んでいた彼女を見て胸が締め付けられた
ｸﾛﾉ「『そう固くならないでもいいよ。俺たちは同じ整合騎士なんだ』」
A「『しかし…』」
ｸﾛﾉ「『良いから良いから』」
Aの父親ことクロノさんはそう言いながらAの頭を優しく撫でる｡
するとAは一瞬だけ苦しそうな顔をして頭を押さえた｡
A「『っ…』」
ｸﾛﾉ「『どうしたんだ？』」
A「『いえ…なんでもありません』」
頭を抱えたAを心配するクロノさん｡
その姿は我が子を心配する顔ではなく他人を心配する顔だった…
ｴﾍﾟﾙ「本当…何も覚えてないんだ…」
ｼﾞｬｯｸ「グルル…アドミニストレータってやつはマジフト大会のレオナ先輩よりしょうもねぇ奴だな！」
人の記憶を…思いをなんだと思ってるんだ！
.
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出雲(元あやりん) - 頑張って下さいね！(ルーク先輩言葉分かること頑張れ。ポムフィオーレ寮副寮長ルーク ハント)(*´д`*)ģメテオラで協力しm(((ワートリにすんなバカ (2021年11月7日 11時) (
レス) @page22 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 出雲(元あやりん)さん» コメントありがとうございます！ルーク先輩ならこのぐらいやってくれるであろうと思ったもので…続きも頑張ります！ (2021年11月4日 8時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(元あやりん) - 続きが気になるぅぅ！！ルーク先輩すげぇな。司祭様の言っていること分かるんだな。さすが狩人！(((すいませんルーク先輩のSSRあるからつい…… (2021年11月3日 9時) (レス) @page21 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - 虚飾の魔女さん» コメント返し遅くなってす見ません！そしてこれからも虚飾の魔女さんが楽しく読んでもらえるように頑張ります｡ (2021年10月11日 9時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
虚飾の魔女(プロフ) - いつも楽しんで読ませて貰ってます！更新が待ち遠しいです。応援してます！ (2021年10月8日 23時) (レス) @page17 id: 10667b542a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年9月8日 23時
