第106話…夜の散歩 ページ6
A視点
オンボロ寮-Aの部屋…
PM11：30
A「……………霧雨起きてる？」
霧「キュウ！」
私は霧雨の頭を撫でて今日の出来事を思い出していた…
A「パーティは楽しかったけど…余計なことまで話しちゃったな…」
霧「キュ？」
眠れない…
A「ねぇ…ちょっとお散歩に行こっか」
霧「っ！キュウ♪」
霧雨は嬉しそうに部屋の窓を開け外に出ると元の大きさに戻った｡私は剣を持ち布を羽織ると霧雨の背中に乗る
A「よっと…じゃあ行くよ！」
霧「クルルッ！」
大きな翼を広げ空の散歩へと飛び立った
A「楽しい？」
霧「クルル♪」
久しぶりに夜の空を飛べて嬉しそう…今度遠くまで散歩できないか学園長殿に相談しないと…
霧「クルル！」
A「ん？」
霧雨に呼ばれ下を見ると数名が誰かを殴っているような光景が見えた
A「………………何時だと思っているのか…全くここの生徒には常識を叩き込んだほうがいいと思うわ…」
私は霧雨の背中を軽く撫で指示を出す
A「霧雨はここで待機｡どちらかが逃げようとするのなら道を塞ぎ拘束しなさい｡ただし傷はつけてはダメよ」
霧「クルルッ！」
私は霧雨の背中から飛び降りた
A「そこまでです」
？「あ？」
地面に着地して生徒たちの間を取らせる
A「…………ん？貴方たちは…」
確か入学式の日迷子になった私に道を教えてくれた巨大な双子……っと入学式で見たメガネ…確か学園長殿にお借りした資料に載っていましたね
A「オクタヴィネル寮 寮長アズール・アーシェングロット殿、副寮長ジェイド・リーチ殿、その片割れであるフロイド・リーチ殿……で合ってますね？」
ｱｽﾞｰﾙ「これはこれは…入学式で素晴らしい力を見せつけた新入生ではありませんか」
それを聞いた双子は目を丸くして私を見てきた
ﾌﾛｲﾄﾞ「えー？迷子してた雑魚ちゃんがアズールの言ってた強い新入生？」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「これは…驚きましたね」
また雑魚呼び……
A「信じられないのは貴方たちの自由ですが雑魚呼びとは随分失礼だと思います｡私にはA・シンセシス・フォーと言う名前がちゃんとあるんです」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「Aさんですか…よろしくお願いします」
ジェイド殿は素直に名前で呼んでくれたがフロイド殿は何か考えるようなポーズを取っていた
．
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出雲(元あやりん) - 146わの、トレイのところが「はーつラビュル」じゃなく「 ハーツラビィル」になってますよ！トレイママの台詞 (2021年11月10日 7時) (
レス) @page46 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
どん - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年7月2日 15時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - giftさん» コメント遅くなってすみません！そして応援ありがとうございます！ (2021年6月15日 8時) (レス) id: a01b137410 (このIDを非表示/違反報告)
gift - この小説めっちゃ大好きです 。応援しています (2021年6月10日 19時) (レス) id: 0deaf40c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年6月7日 12時
