第141話…勝敗 ページ41
A視点
私は狼が化身に噛み付くのを確認すると剣を鞘に戻しながらユウたちの方に体を向け歩き出す
A「さようなら」
そう言うと狼が噛み付いたところから化身は氷漬けになりそのまま跡形もなく砕け散った
A「霧雨！！」
霧「クルル…」
私はフラフラだった霧雨に近づき抱きしめる
A「大丈夫なの？苦しくない？」
霧「クルル♪」
霧雨はまるで『大丈夫だよ』っと言うように私に擦り寄りながら無事を訴えていた
A「ユウも…無事で良かった」
ﾕｳ「うん…無事だよ…でもやっぱりAはすごいな…」
私は意味がわからず思わず首を傾げた
ﾕｳ「リドル先輩たちが苦戦していたレオナ先輩をあっという間にやっつけちゃうんだもん！」
A「あれぐらい簡単よ｡だって私は整合騎士 A・シンセシス・フォーなんだから」
あれぐらい余裕で倒さないと整合騎士なんてやっていけないわよ
ｸﾞﾘﾑ「オイ！起きろ！！」
怖いもの知らずのグリムはレオナ殿の頬をペチペチ叩きながら起こす｡するとレオナ先輩はゆっくりと目を開けた
ｸﾞﾘﾑ「やったー！起きた！」
ﾚｵﾅ「……うるせぇ」
おっしゃる通りです
ｸﾞﾘﾑ「ずっと気絶したままだったらどうしようかと思ったんだゾ！さあ、早く今までの事件は自分が企てましたと自白しろ」
ﾚｵﾅ「なに……なんだって？」
目が覚めたばっかでイマイチ状況の理解が追いつけていないのかレオナ殿は目をパチクリさせていた
ｸﾛｳﾘｰ「キングスカラーくん。貴方はブロットの負のエネルギーに取り込まれて暴走し、オーバーブロットしてしまったのです。覚えていませんか？」
ﾚｵﾅ「この俺が暴走して……オーバーブロット？嘘だろ……」
こんなことで嘘つくわけないでしょう
ｸﾞﾘﾑ「オイそんなことより、マジカルシフト大会が始まっちまう。オマエが自白してくれねーと、オレ様がご褒美に試合に出してもらえねぇんだゾ」
ﾚｵﾅ「あァ……？なんだそりゃ？」
あー｡そんな話もあったわね…すっかり忘れてた…
ｼﾞｬｯｸ「こいつら、学園長にマジカルシフト大会に出して貰うことを条件に先輩たちを追ってたんス」
ﾗｷﾞｰ「えぇ？そ、そんなことのためにッスか？」
ｸﾞﾘﾑ「そんなことぉ！？だったらオマエらだってそんなことのために怪我人まで出してたんだゾ！」
グリムが珍しく正論を言っている…
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出雲(元あやりん) - 146わの、トレイのところが「はーつラビュル」じゃなく「 ハーツラビィル」になってますよ！トレイママの台詞 (2021年11月10日 7時) (
レス) @page46 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
どん - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年7月2日 15時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪ - giftさん» コメント遅くなってすみません！そして応援ありがとうございます！ (2021年6月15日 8時) (レス) id: a01b137410 (このIDを非表示/違反報告)
gift - この小説めっちゃ大好きです 。応援しています (2021年6月10日 19時) (レス) id: 0deaf40c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年6月7日 12時
