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崩れ落ちる現実 ページ21

_____ あなた









「ユンギさん……そろそろ」






どれくらい時間が経ったかわからないけれど、
私の中では十分だった。

普段と違う形でユンギさんに会えて話せて、
時折笑顔を見せて話してくれる所を見るとやはり



その視線の先には私が居た事が嬉しくて仕方がない









ドンへ『…おかえりAちゃん。どう?気は済んだ?』






「…はい。ドンへ先生。もう……十分です」









そう告げるとドンへ先生は私の両手首を片手で軽々と
掴みあげてユンギさんの方へ向かす







ユンギ『おい……ドンへ。』







ユンギさんは焦ったように彼の名前を呼び、
次第に拳銃が上へ上へと上がってくる







ドンへ『ユンギ。お前にチャンスをやった。

あの時殺してればよかったもののやっぱりお前は
ミンの名前でボスなんかやらせたらいけねぇやつだな』






ユンギ『…うるせぇ、黙れ。撃つぞ』








ドンへ『フッ、お前を先に殺ってやるのもいいな』







「ドンへ先生…?!話が違いますっ!!」







ドンへ『違わない。……ほら早く。』









両手首を解放してまたユンギさんの前に私を押し出す








ユンギ『A……っ?!』









自身のこめかみに銃口を構えている私を見て
気が抜けたユンギさんを狙おうとしているドンへ先生






「ユンギさん…っ!!逃げてっ!!!!!」









パンッ









「……っ?!」









目の前で膝から崩れ落ちたユンギさん
そこに駆け寄ろうとすると背後から一発地面に
向かって銃声が聞こえてその行く手を阻む









後ろを振り向くとドンへ先生の背後から頭に
銃口を向けているジミンさんがいた








「…ジ…ミン……さんッ」







ドンへ『……お前、なんのつもりだ』









ジミン『なんのつもり…?美味しいオチを貰いに来たの




お前に…ヒョンもAちゃんも殺させない』









そう言ったジミンさんは今までに見たことのない
顔をしていて、体から血液が無くなる感覚に陥った









.

全ての思惑は崩れ去る→←あなたとの時間



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作者名:ぽち | 作成日時:2018年7月11日 19時

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