愛を知らず、溺れる (ページ11)

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三回のキスページ11

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『…くっ。』

ユンギさんのものを口へ含むと時折漏れる声が
私の耳を刺激する

『こっちこい』

私を立ち上がらせて先程までいた窓際に移動させ

窓際に両手をつかせてユンギさんに後ろを突き出す形に

｢ユ、、ユンギさん…っ。｣

普段こんな所でこんな風にすることなんてなかったからか

焦りで名前を呼んでもユンギさんは知らないふりをする

『…いい眺めだろ？声我慢しねぇと、バレんぞ？』

そう言ったのを最後に、後ろから自身を沈めて
私のお腹を抱きしめるユンギさん

スローで動いたり、時には速く動くスピードに
ついていけず膝が折れそうになったとき

抱きとめながらもそのスピードを落とさないユンギさん

｢やっ……。早い…。ユンギ……っ、、｣

『…ほら……っ。我慢しねぇと…っ』

後ろから打ち付けられながら外を見るとジミンさんが

こちらを見ている

『…なに。興奮してんの？』

｢ち、ちが……っ！！｣

『……嘘つけ。考えられなくしてやるよ』

私から漏れる音なのか、汗が混じりあった肌の
音なのかわからない音が大きく谺響する

『…何回イくんだよ……っ。』

｢やぁぁ…っ！！！ユンギ…っ。ユンギ…っ。｣

『あぁ…やべ。出る。』

フィニッシュを迎えて中に吐き出したあと
私を抱き抱えて布団へと戻る

『…まだ足りねえけど』

クタクタになった私の脚を開いてまだパンパンに

腫れ上がる自身を沈めてゆっくりと動く

｢いつ…もの、ユンギさん……っ｣

『……っ。あんま妬かせんな』

少し苦しそうに告げたユンギさんの頬を私の方へキスをする

『……Aっ。愛してる』

｢……っん。ユンギィ…っ。わたしも…っ。｣

『ここ出ることになったら、俺が貰ってやる』

心配すんな。と笑い二人同時に果てた

白くて逞しい背中を抱きしめるとユンギさんは
タバコの持っていない方の手で私の手を握る

｢…。会えて嬉しかったです。｣

『……あぁ。忙しい山は超えたから』

『次は、下町でも見に行くか』

外に出られることが少ない私を知っているから
こうして外へ連れ出してくれるのはユンギさんだけ

いや、その金額を払えるのはユンギさんしか居ない

『A…。すぐ会いにくる。愛してる』

照れくさそうに呟いてキスを三回落とした

ユンギさんにまたすぐ会いたくなった

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