Ti amo (ページ2)

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開店準備と脳内準備ページ2

____ あなた

｢…はい？いや、ジンさんッ！！｣

開店準備を行う私を見つけて呼び出したジンさんは
ここのVIPルームと言われる場所へ案内する

そんなジンさんに、驚きの声を上げるのはある理由があった

ジ｢今度ね、僕もう一つのお店開けることになって…｣

と話し出したジンさん。結論から言えばこうだ

ジ｢Aがここのオーナーになって欲しいんだ｣

オーナー。私、脳内準備が出来ておりません。
私にオーナーなんて務まるわけがない。

ただでさえ、大人数の従業員をまとめることや
給与の計算などするのに大変だと言うのにそれ以上の
負担を容赦なく任せようとするジンさん

｢い、いや、、あの…それは困りますよ……｣

ジ｢なんで〜？いいじゃん。お金、いっぱい貰えるよ？｣

｢うっ……ジンさん…それは酷いです。｣

ジ｢はい。決まり。これ、労働条件だからね｣

VIPルームに取り残された私と薄っぺらい一枚の紙
その内容を読むと、労働の時間や金銭のことが書かれていた

そして、その下を辿ると"労働条件"と書かれた文字

其ノ壱、オーナーとしてお店を切り盛りする事

其ノ弐、補佐をつけて二人で行うこと

其ノ参、恋愛感情は持たないこと

『……A。』

後ろから名前を呼ばれて振り返るとまだ寝ぼけ眼のユンギさん
後ろからその紙を取り上げると一言

『いいじゃん……おもしろそう。』

そう呟いた彼の顔は、何か企んでいるようにも見えた
それから、仕方なしに契約書を交わし補佐にはホソクを選んだ

初めは驚いていたけど、Aの頼みならと快く
引き受けてくれて大変だけどボーイと兼用して

働いてもらうことになった。

テ｢A〜！！これ予備どこにある？？｣

グ｢ヌナ〜〜。これどうするの〜？？｣

ジミ｢A、今日休みたい。｣

ユ『俺、寝るわ。』

今日も、平和。平和です。

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