防 弾 警 察 _____ III

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_____ あなた









ジンさんに向けて放たれた銃弾は、避けた事により
ジンさんの右腕に直撃した。
その衝撃で顔を歪めてまた仮面を見つめるジンさん









｢ジミンさん、お願いします。……ジンさんッ！大丈夫ですか？｣









ソンミくんをジミンさんに任せて、ジンさんの元へ



手の甲を伝って流れていく赤い雫はタラタラと
流れ落ちて白いタイルを赤く染めていく
その様子を見ていたユンギさんがジンさんの銃を
拾い上げてカチャリと引き金を引く









ユン『茶番は、終わりだ。……クソ野郎』









《……いい。教えてやろうお前達に。》









そう言って、仮面は手に持った銃を下の階へ落とし
近くにあったベンチに腰を下ろした。









テヒ『ヒョン……ここは銃下ろしておきましょう』









ずっと後ろから見守っていたテヒョンさんが、
ユンギさんに近寄りそう告げると、ため息をついて
同じように下の階に銃を落とす









《ユン警部。君はとても優秀だと聞いた。それに

父親の遺伝を引き継いで居ると。まぁ、言われてみれば

父親にもよく似た顔をしているな。》









｢……両親を、ご存知なんですか？｣









《…ご存知………。まぁ、そんな所だな。さて君は

どこまであの事件を調べたのかな？》









｢わたしは、父がある事件を追っていてそれで

殺されたと……母も家で遺体で見つかりました…。

犯人は、……｣









《首の裏とふくらはぎに蜘蛛のタトゥー…か》









テヒ『…お前の部下……なんだろ。』









《部下……というより、、、ただの駒だよ》









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