112 JM ページ12
_____ ジミン
ナム『みんなおかえり。さぁ、早く手当てしないと』
あの爆発で怪我を負った身体を休めるべく、
広々としたソファーに身体を預けると隣に座った
Aが俺を見て眉間にシワを寄せる
『将来シワ増えるぞ。』
なんて冗談で言えば、怪我してない方の手で
俺の太ももを強く叩く。
｢そんなのいいから、早く手当てしないと｣
仕方ねぇ、と身体を少しだけ起こして切れている
頭の血を慣れた様子で拭き取り綺麗なガーゼで
俺の頭に手当てをしていく
ふと辺りを見渡せば、それぞれの手当てに追われて
精一杯なテヒョナ達を横目にAの顔を眺める
『ここ、痛くないか？………ほら、貸せよ』
手に持ったままの消毒液を適当にコットンに
染み込ませてドレスから見える膝あたりにトントンと
してやると案の定歪んだ顔をする
｢ちょ………、、痛っ、、｣
『我慢我慢。消毒しないと余計悪化すんだろ』
そう言って、膝あたりに手を伸ばし絆創膏を
ピッタリ貼ると口角をあげてお礼を言うAを
少しだけフワッと抱きしめる
『あんま、、心配させんな。……心臓止まるかと思った』
デカい爆発でふっとんだ小さい体でよくも、
裏口まで行けたな。
｢ごめんな…さい。………でも、まさかジミンさんの
お父さんを殺した人が現れるなんて………っ、｣
『……まぁ、捕まえ損ねたから次は絶対に俺がこの手で
捕まえてやるけどな。…お前も、アイツ捕まえないとな
親父さんが、浮かばれねぇだろ。』
俺の肩に頭を乗せて、震え出すコイツを強く
抱きしめ近くにあった俺のブランケットを肩から
掛けてやる
『泣くか、寝るか、どっちかにしろよ。笑』
俺のブランケットにくるまって眠るAを
初めて、"俺が守りたい"そう強く思った日だった
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グッ子(プロフ) - 初コメです！新作待ってます！！めっちゃ楽しみです！ (2018年9月3日 23時) (
レス) id: 847b1129e7 (このIDを非表示/違反報告)
あゆん - 新作とっても楽しみです！ (2018年9月2日 2時) (レス) id: 7d28c426f7 (このIDを非表示/違反報告)
Akari Kawano(プロフ) - いつも読ませてもらってます！新作も楽しみにまってますっ(^^) (2018年8月31日 4時) (レス) id: 234eb6724d (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - 初めまして！毎日読ませていただいてます(笑)マフィア系すっごく楽しみです！ お体無理をなさらないように更新頑張ってください！ (2018年8月31日 0時) (レス) id: 0a191418e8 (このIDを非表示/違反報告)
pan - わぁあぁぁぁあだぁ (2018年8月30日 22時) (レス) id: f651f73427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2018年8月15日 11時
