078 JK ページ28
_____ ジョングク
あの日は、数年に一度と言われるくらいの大雨の日
グ母『グク〜？傘忘れてるよ？笑』
グク『あ、ほんとだ！ありがとうお母さん』
朝は確かに小雨だった。だけど心配性の母は僕に
大きな大きな傘を持たせて見送った
それが、最後の挨拶になるなんて知らずに
学校に着いて、難なく授業を受けて、今日の晩御飯
の想像をしながら帰路につく。
次第に雨は、大雨に変わり強い風が吹いている
その中家の前に着くと、大勢の人だかりがあって
なんだろうと、大人達の間をすり抜けて行く
『お母さん……？お父さん……？お姉ちゃん……？』
救急隊の人に担架に乗せられて運ばれていく
僕の家族は、全身赤く染まっていて幼いながらに
"もう、死んだんだ"それだけは理解出来た
『…ねぇ、ねぇねぇッ！！お母さんはっ？？
お父さんは？？お姉ちゃんはッ？？僕の家族は
どこに行ったの……？ねぇ、おじさん………ッ』
警察官だと思われるおじさんに訴えてもその人は
何も言わずにただ、僕の顔を見つめるだけ
そして、その人の手首が風に乗ってチラッと見えた時
『蝶々……？』
その目線に気がついたのか、そのおじさんは
手首を隠すようにして僕のそばから走って逃げていった。
あの日、僕が傘を忘れて家族が迎えにきてたら
あの日、僕が学校に行かないと駄々をこねてたら
母さんも父さんもヌナも、僕から離れなかった？
僕も、皆と同じ場所へ行けた……？
ふと、高層ビルのベランダから顔を出しまだ
夕焼けにならない空を見て目を閉じる。
『A……さん。』
脳裏に浮かんだのは紛れもないAさん、
初めて会った日から惹かれていた彼女
『……会いたい。Aさん………。』
そう呟いた時に聞こえた声は、、、幻覚…なのかな？
｢ジョングクさんッ！！！｣
.
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ぽきぽき(プロフ) - きむよじんさん» 嬉しいお言葉に感謝感激です(；_；)。本当にありがとうございます。胸がいっぱいです♪無理せず頑張って更新させていただきます♪本当にありがとうございます♪ (2018年8月15日 10時) (
レス) id: 694c475037 (このIDを非表示/違反報告)
きむよじん(プロフ) - お子さんがいらっしゃったとは…！さぞかし美人なお母さまと可愛いお子様なのでしょう…たくさん更新してくれて嬉しいですが無理はなさらず頑張ってください！これからの展開を楽しみにしています！ (2018年8月15日 8時) (レス) id: 41a3e2591b (このIDを非表示/違反報告)
ぽきぽき(プロフ) - まこさん» ありがとうございます(><)励みに頑張って更新しますね♪ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 694c475037 (このIDを非表示/違反報告)
ぽきぽき(プロフ) - りんこさん» ありがとうございます(；_；)励みにして頑張ります♪ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 694c475037 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - お子さんいらっしゃったんですね！初めて知りました！りんこ↓さんのおっしゃる通り、無理しないで下さいね！応援してます！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: c5b40d6694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2018年8月4日 1時
