防 弾 警 察 _____ II

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_____ あなた









車に乗り込み、すぐさま被害者の男の子の家へ急ぐ
部屋にお邪魔しほかの捜査員たちの邪魔にならぬ様
ジンさんとテヒョンさんと共に男の子の部屋へ向かった









ジン『キム・ユジンくん。8歳の男の子。』









テヒ『…金銭目的では無さそうですね。』









特別に、お金持ちと言うほどの家庭でもない
キムさん宅。ユジン君を狙う目的は必ず別にある
そう思いユジンくんの部屋にある棚や引き出しを
開けていく









｢……何も無いですね。親御さんの部屋見せて貰いましょう｣









下に降りて、ユジンくんのお父様に部屋に入る
許可を貰いジンさんは奥様の部屋、テヒョンさんは
寝室、私はお父様の書斎室へ向かった









｢……これって、、、｣









コンコンッ









振り向くとそこにはジョングクさんが居て、
今見つけた"これ"を渡す









グク『…新聞の切り抜き……ですか？』









｢その、左下の記事。小さいけどよく見て｣









グク『数十年前の警官誘拐事件………。これって

確か、未解決のやつじゃなかったですか？』









テヒ『……そうだよ。その事件未解決に終わってる。

だけどなんで、ユジンくんのお父さんがこの切り抜き

持ってるんだろうね。』









数十年前に起きた、警察官誘拐事件。
その切り抜きをちぎれないようにと綺麗に
ラミネート加工がしてある。再びその記事に
目を通そうとした時に聞こえたリビングからの着信音









ユ母『も……もしもし…。』









《そこに警察いるの分かってるよ。……揃った所で

早速始める。今から指示することに従え。さもないと

ユジンくん………生きて帰れないよ？笑》









こちらの状況も、こちらの心境も弄ぶ気満々な
犯人。まるでこの状況を待ちわびていたかのような









少しずつ、音も無く近づいてきていた恐怖が
全てを狂わせる。









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