私を心の闇から救ってくれたのは貴方でした。【カラ松】

番外編　「君だけを愛してる」【後編】 ページ47

【カラ松視点】


A「カラ松さん、そういえば右利きでしたね！！
　 ………はいっ！！口開けてくださいっ！はい、あーん」


もしかして、食べさせてくれるのかっ！！

唐揚げをつかんだ箸を俺の口の前に差しだす。



カラ松「あ………あーん…………ん！！美味いなっ！！Deliciousだっ！！」


A「ですよね！あぁ……そういえばカラ松さん、
　 私が風邪ひいた時お粥食べさせてくれましたよね！
　 ………あれ？カラ松さん？」


カラ松「美味いが……Aの作った唐揚げ……食べたかった……(泣)」


A「えっ！？えーっと……こっ……今度っ！！作りますねっ！！」


Aは照れ笑いをする。

俺は時計を確認する。18：00……楽しい時間はあっという間に過ぎるな……。


ーーーーー

【夢主視点】


A「カラ松さん………あの……。」


カラ松「どうしたんだ？my sweet honey？もしかして、風呂か？」


A「何でわかったんですかっ！？えっ…！？ちょっと引っ張らないでくださーいっ！！」


ーーーーー


A「カラ松さん……絶対っ……ぜーったいこっち向かないでくださいよっ！！」


カラ松「あ、あぁ………分かってる………。」



今、お風呂で、お互い反対向いてるんだけど………狭いっ！！


でも幸い……バスタオルあって良かったよ………本当に……。



カラ松「A、聞かせてくれ。」



突然カラ松さんは話し出す。何だろう……？



カラ松「Aは俺といれて幸せか？」



A「え、何ですか？急に……」



カラ松「………聞かせてくれ。Aの本音を。」



A「………幸せですよ。カラ松さんと出会わなきゃ、こんな楽しい人生おくってませんからね。
　 それにカラ松さんといられる日々……楽しいし、幸せです。
　 ………ずっと一緒にいたい……そう思ってますよ。カラ松さんはどう思ってますか？」


カラ松「あぁ……俺も幸せだ……。Aを見つけて……俺は運命かと思った。
　 そして……付き合って……毎日が楽しいよ。A……聞いてくれ。
　 俺はもうAを離したくない……。A、俺と一緒に毎日を過ごしてくれないか？」


A「つまり……同棲ということですか……？勿論…………喜んでっ！！」



私がそう言った次の瞬間、手錠が取れた。


そしてカラ松さんは後ろから私に抱きつき、耳元で「ありがとう。愛してる」そう言ってくれた。

少しお知らせ　2021/03/24訂正しました→←番外編　「手錠……かなり不便っ！！」【前編】

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