私を心の闇から救ってくれたのは貴方でした。【カラ松】

番外編　「手錠……かなり不便っ！！」【前編】 ページ46

【夢主視点】


一通り探索して分かったことといえば……

お風呂……トイレ……ベット……テレビ……うん、時計もある。

でも……窓がないし……ドアはもちろん開かないし、手錠を壊せそうな道具がない……

食料もないから、長居はできないよね……。

部屋については簡単に言えば……そうだな………ラ●ホみたい………。


A「えーっと、時間は……ん？」


確か、カラ松さんの家に行ったのは……14：00……。

今、指してるのは……12：00……。

ズレてるのか……？

私はテレビをつけてみる。うーん、14：00か………。



カラ松「テレビの時間の上、日付があるぞ。3月15日とあるな。
　 つまり、今日は3月15日、14：00か。」

A「え、1日経ってるじゃないですか……。帰ったら怒られそう……。」


カラ松「な……なぁ……A……。」


A「何ですか……？」


カラ松さんは左手で口を隠して、顔を赤らめ、言った。


カラ松「Aっ……トッ……トイレに行きたいのだが……。」


A「えっ！？が……我慢できませんか！？」


カラ松「いや……もう限界が近づいてる……。」


A「わあああっ！！分かりましたっ！！じゃあ行きましょうっ！！」




ーーーーーーーーーー

【カラ松視点】


A「う……ううっ……カラ松さん……早くっ……。///」



後ろから恥ずかしがる、Aの声が聞こえる。



カラ松「す……すまない。もう少し……待っててくれっ……。
　 ………よし、もう大丈夫だ………A？」



俺がAの方を向くと……顔を背け、頬を膨らませ、顔を赤らめ、涙目のAが……



A「カッ……カラ松さんっ！！(怒)」

そう言った。怒った顔も実にcuteだ………！！


カラ松「あ……あぁ！！すまないっ！！」



ダ……ダメだ……ニヤニヤしてしまうっ！！


A「顔と言葉があってませんよ……。もう行きますよっ！！」


…………早く聞かないとな。


俺とAはトイレを出た。




ーーーーーーーーーー




A「あれ？テーブルにお昼ご飯ってありましたっけ？」


カラ松「こっ……これはっ！！唐揚げ弁当っ！！」


A「2つありますね！誰が置いたかは分かりませんが、お腹が空いていたので有難いです！」


俺達は近くにあった椅子を運び、食べることにした………だが……


俺は右利き……左で箸を上手く使うことができない……


それに気づいたAは………

番外編　「君だけを愛してる」【後編】→←番外編　「私達に愛の試練！？」

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