私を心の闇から救ってくれたのは貴方でした。【カラ松】

27話　「危機的状況」※カラ松でない ページ33

月曜 体育館裏


家族のことは解決したが……まだ解決してないことが1つあった。


それは………




A「お前……マジでいい加減にしろよ。」



Aは私の胸グラを掴む。

カラ松さんの話は本当だった。見ていたんだ。ずっと。

確かに密かに視線を感じたし………。



そしてこのザマだよ………お昼後の昼休みにAから「面貸せよ。」って言われてね、この状況。





A「…………。」




私は無言で見つめ返す。じーっとね。



A「……おい、なんか言えよ。
　私見たんだから。………カラ松先生に抱きしめられて……
　キスしてたところ………！！なんであんたみたいなブスが……
　カラ松先生と……カラ松先生は私の物よっ！！」



胸グラを掴む力が強まる。


私はもう本当のことを言ってしまおう……そう思って言ってしまった。


A「…………るさいよ。」



私はボソっとAに返す。




A「は？聞こえねぇよ。」




A「うるさいよ。いい加減ストーカーなんてやめなよ。
　 迷惑だと思わないの？？」


ドンっ




胸グラを掴むのをやめ、Aは右足で私の腹部を狙い、思いっきり蹴り飛ばす。


A「ガハッ………うっ………い……痛いっ。」




私はその痛さで地面に倒れ込み、腹部を抑える。




Aは倒れた私の腹部ら辺の上に馬乗りをし……


私の頬を拳で殴り続ける。





A「なんでっ……なんでっ………なんでっ！！！
　なんで私じゃなくて……アンタなのよっ！！
　アンタなんて死ねばいい！！」





殴り続ける…………私の頬を………。


痛い……それしか浮かばないや…………





A「アンタなんて……死ねばいいっ！！！
　そしたら………カラ松先生はきっと…………！！」




Aは殴るのをやめ、ポケットから何か取り出す……。


……………ナッ………ナイフッ！！





A「これでっ………これでっ………！！」




ナイフを振りあげる…………と次の瞬間………



プルルッ………



何処からか………鳴っている？？

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