私を心の闇から救ってくれたのは貴方でした。【カラ松】

18話　「その言葉は後に……」 ページ24

カラ松「A。なんか悩みないか？」


A「え……？な、なんでですか？」



今日は休日。カラ松さんが

家庭教師として来てくれた。



カラ松「顔色が悪い。何かあっただろ？聞かせてくれ。」



A「……ないですよ。本当に大丈夫です。」




カラ松「だっ……だがっ……！」




A「………本当に大丈夫です！
　 ………本当に大丈夫ですから………。」



カラ松「……そうか。悩みがあるならいつでも相談してくれ。」




A「……はい。ありがとうございます。」





この気まずい空気のまま終わって玄関にておくる。





すると父が出てきて……




父「先生。必ずAを⚫⚫高校に受からせてください。」




父はそういった。




A(私に選ばせる権利ってないのかな)


っとそっと俯く。




すると、カラ松は一瞬私の方を向き


父の顔を見てこう言った。





カラ松「分かりました。………ですが
　 しっかりAの気持ちも考えたほうがいいですよ。」




A、父「………！？」





私はその言葉でパッとカラ松さんに顔を向ける。





カラ松「じゃあ……A。来週な。」





カラ松は私にニコッと微笑み玄関のドアを開け、外に出る。





カラ松さんは………わかってたの？



ーーーーーーーーーー




私はすぐ上に上がり、自分の部屋にあったスマホを手に取り



カラ松さんにラ●ンを送る。



A「なんでわかったんですか？」




私はカラ松さんにそう送った。その返事はすぐかえってきた。




カラ松「顔だな……。とても悲しい顔をしていた。
　 あと……間違っていたら申し訳ないが……
　 他に悩み抱えているだろう？
　 相談しにくい相談もあるかもしれないが……
　 でも……俺を頼って欲しい。役に立てないかもしれないが、
　 俺はいつだってAのそばにいるぞ。」






私はその言葉を見て涙が溢れた。

19話　「貴方の言葉の重さ」※作者でます→←17話　「権利」※カラ松でない

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す