11話 「夢のような時間【デート編3】」 ページ14
【カラ松視点】
カラ松「Aっ！何処だっ！」
俺はゴールの逆方向……Aを見つけに走る。
……っ！何か聞こえる…！
A「………待……って……カラ松……さ…ん。
………怖い……怖いよ…………。」
この声っ！Aだっ！
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【夢主視点】
A「………待……って……カラ松……さ…ん。
………怖い……怖いよ……………。」
私は思わず、しゃがんでしまった。
暗いっ……怖いっ……！
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【回想】
Ａ「お前はずっとそこにいろよ！あはははっ！」
なんだろう……この記憶……？
体育倉庫で閉じ込められてる……？
あれは……私っ？
A「………ひっく………ひっく……怖いっ………怖いっ……
誰か………助けてよ……っ。」
ガチャ………
A「ひっく…………えっ………誰……？」
誰かが開けた……？
？「大丈夫かっ！？Aっ！」
誰だ……？何だ………？この記憶……。
ーーーーーーーーーーーーーーー
カラ松「大丈夫か！Aっ！」
A「………！？カラ松……さん？」
私は気付けば……カラ松に抱きしめられていた。
その安心感のせいか…大粒の涙をボロボロと流していた。
A「ううっ……怖かった………怖かったよお……！！」
カラ松「すまなかった……本当に……すまなかったっ！」
A「ひっく……ううっ！」
あぁ……泣いてばかりだ……。私っ。
しかも心配かけてっ……。
ーーーーーーーーーーーーーー
カラ松「泣き止んだか？」
A「……はい。」
カラ松と私はお互いしゃがんでいて……
カラ松は私の背中を優しく摩る。
カラ松「……何故言ってくれなかったんだ？
怖いところ、暗いところが嫌いだって……。」
カラ松は私の背中を摩りながら私に問う。
A「……ごめんなさいっ。言えなくて……。」
カラ松「いや、いいんだ。俺が悪かった。すまない……。」
カラ松は謝る。カラ松さんは何も悪くないのに……。
カラ松「そろそろ行こうか。」
カラ松は私の右手を手に取る。
そして、優しく手を握る。
カラ松「これで怖くないだろ？俺がゴールまでA…
……お前を導こう。Aは目を瞑って。
俺の手……しっかり握っててくれよ？」
A「はっ……はいっ！」
12話 「夢のような時間【デート編4】」※今回ちょっとヤバめかも→←10話 「夢のような時間【デート編2】」
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Nanapi(プロフ) - レイラさん» いつもコメントありがとうございます！そしてありがとうございます！これで安心して更新できます！(笑) (2021年3月13日 13時) (
レス) id: b7cbe80f0e (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 合格したんですか！！おめでとうございます！！ (2021年3月13日 12時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
Nanapi(プロフ) - レイラさん» ありがとうございます！期待に応えられるように頑張ります！ (2021年3月12日 15時) (レス) id: b7cbe80f0e (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - Nanapiさん» 新作もその後もどっちも絶対見ます！！すっごい楽しみです (2021年3月12日 13時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
Nanapi(プロフ) - レイラさん» コメントありがとうございます！本当受かってほしいですね。ちなみに次回最終回ですが、その後を更新するのでご安心をっ！あくまでメインなので！あとは、新作作ろうかなと思ってるのでそれも見てくれると嬉しいです！ (2021年3月12日 13時) (レス) id: b7cbe80f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanapi | 作成日時：2021年2月17日 16時
