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そして迎えた合唱コンクール当日。
学校で貸し切ったホールで、各クラスが発表していく。
ぼーっと眺めて拍手を適当にしていると、私の後ろの座席に座る光優が話しかけてきた。
光優「今のクラスめっちゃうまくなかった！？」
『そうなの？ごめんなんも聞いてなかったんよ』
光優「えぇ〜？！それは勿体なすぎる！！！あれは優秀賞案件。」
『へーそんなに…』
うちの学校の合唱コンクールでは、
各学年1クラスずつ優秀賞が与えられ、優秀賞のクラスの中から最優秀賞が決定される。
その後に、最優秀指揮者賞、最優秀伴奏者賞が決定される。
まぁ分かりやすく言えば、優秀賞に入らないと論外ってことである()
ちなみに私は2年4組、光優は2年3組。
うちの学年は全4クラスなので、4分の1の確率で優秀賞がとれる。
光優「てか、これ1年生最後のクラスか。次私達やん。」
『おー、もうそんな？がんばってねえぇ』
光優「あいよ」
アナウンス「続いて、2年生の発表に移ります、2年3組、お願いします。」
後ろの人たちが一気に立ってちょっとびっくりした()
光優を目で追っていく。みんな表情真剣すぎひんかワロタ。
くだらないことを考えていると、曲が始まった。
この次は私達の番だ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3組の発表が終わり、いよいよ私達の番。
楽譜をしっかりと手に握りしめ、アナウンスを待つ。
アナウンス「次に、2年4組、お願いします。」
そういわれた途端に全員で一気に立ち上がる。
ステージへと一歩一歩、確実に歩いて行く。
私だけピアノの前で止まって、みんなが並び終わるのを待つ。
やがてみんなが整列を終え、指揮者が観客席へ一礼し、指揮台へ上がった。
指揮者の手が上がる。それと同時にみんなは指揮者へと向きを変え、私は鍵盤の上に手を置く。
1，2，3，4
指揮者のカウントを見て、私は手に力を込めた。
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mei(プロフ) - 更新頑張ってください…応援してます。 (2021年4月23日 20時) (
レス) id: 7cfed39eff (このIDを非表示/違反報告)
ゆなぴ(プロフ) - はるさん» 死んでました笑笑笑笑すみません！ゆっくり投稿再開していきます！！！！ (2020年9月20日 23時) (レス) id: a098bafe6e (このIDを非表示/違反報告)
はる - 更新止まってますが…生きてますか…(´・ω・｀) (2020年9月15日 22時) (レス) id: fcf179588a (このIDを非表示/違反報告)
文菜(あやな)(プロフ) - 抹タヌさん» 夢主はロr…幼い可愛い女の子を目指して書いてます！！！そこにshaさんも惚れたんですね…(誰目線)更新頑張りますので、楽しみにして頂けると幸いです！ (2020年8月24日 18時) (レス) id: 14eb113e24 (このIDを非表示/違反報告)
抹タヌ(プロフ) - shaさんの視点を読んでいると夢主がすごくかわいく見えます(*´ω｀*) 更新頑張ってください！ (2020年8月23日 21時) (レス) id: 39d1a6efbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文菜(あやな) x他1人 | 作成日時：2020年8月19日 17時
