△ Days91 ページ41
うん、知ってた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『「ごちそうさまー!!!」』
『あ!なぁなぁ
かあさんとうさん』
母「ん?なに?」
『この、桜花ってやつ
使いこなしたいねんけどさ』
父「……あぁ」
母「わかったわ
少しだけ着いてきて」
『ん?』
父「優、お前もだ」
坂田「えぇ、俺も?」
すると母たちは【黒歴史部屋】と私たちが呼んでる部屋に来た
『え、なにするん?』
母「まぁみてなさい」
すると母はクローゼットの壁に向かって呪文を唱えた
唱えた呪文はよく分からなかった
古代魔法でも聞いたことのない呪文だからだったからだ
呪文にそって動き始めた壁
するとそこには階段ができていた
母「ほら、着いてなさい」
『「はーい」』
下に降りると
そこには沢山の本があった
父「お前らにもついに言わないといけないことになった
ここは…坂田家の伝統魔法がある部屋だ
つまり、初代様が残してくれた部屋だ」
母「まぁ、初めは
ちゃんと話してなかった
坂田家の昔話、いや……伝説かな」
母と父は語り始めた
〜〜〜
初代は古代魔法の使い手
つまり、Aと同じ特化魔法の持ち主
まだそのときは古代だったため
古代魔法ではなく
無機魔法と言われていた
初代はあまりにも魔力が強く
何年か一度に自分と同じ魔力をもったものを生まれるようにした
そして、初代は自らの魔法を作り
魔法書に収め
坂田家だけ使えるようにした
そして初代は永遠の眠りにつくため
Aと優が通っている学校の年に一度行われる
魔法の箱、そこに全ての魔力を抑え
眠りについた
それから月日が流れ
Aと優の2人、双子が産まれた
前代未聞の話だった
坂田家は双子が産まれたことはなかったのだ
だが、初代は初め双子だったと言われている
〜〜〜
母「もしかしたら
片方は死んでたかも知れないのよ」
父「これも初代のおかげかもな?」
『簡単に言うと
私たち双子は
初代様の魔力があるかもってこと?』
坂田「えぇ、それは…だるい」
父「ま、あとはこの本読んでできるようにしなよ」
母「それにAがやろうとしてる
桜花も初代の魔法だしね
記述漏れが勝手に魔法書に掲載されたみたいよ」
『初代……こわぁ…』
坂田「え、でも
初代様って双子説ってことは
未だに、双子の片方は世をさまよってるかもしれないの?」
母「さぁ?都市伝説だし」
父「俺にもわからないよ」
117人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゅり・めぷい x他1人 | 作成日時:2019年6月2日 19時