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電話をもらってから、急いで病院に向かった。
「っ神崎美咲の娘の神崎Aです！…母は⁉︎」
『神崎様ですね。…落ち着いてください。今ご案内致します。』
そう言って連れてこられたのは、【霊安室】。
「、嫌やっ。入りたくないっ！」
『お辛いのは分かりますが、しっかり現実と向き合ってください。』
看護師さんが、そう告げて重そうな扉を開ける。
『…こちらです。御冥福をお祈りします。』
「っ、」
そこには、長細いベッドに、顏に白い正方形の布がかけられた人が寝ていて、
ベッドの枕元の棚には、[神崎美咲 様]そう書かれた木のプレートが置かれていたる。
細い左腕には、私があげたピンクのブレスレットがつけられていて、
ここに寝ているのは紛れもなく私のお母さんやという現実を突きつけられる。
「っ、お、かあっさん！」
いくらお母さんを呼んでも、ピクリとも動かない。
あの優しい笑顔で私を
「A〜」
そう呼んでくれるお母さんは
もう、どこにも
おらん。
小さい頃にお父さんは家を出て行って、
それからお母さんは私の為に身を苦にして働いてくれた。
いじめられたりしたこともあったけど、どんな時もお母さんがそばにおってくれたから頑張れた。
だから、私が関ジャニ∞として、デビューが決まったときに一番に喜んでくれたのも、お母さんやった。
「あんた、何もできへんから心配やわ。お母さんも一緒に東京行くっ！(笑」
そう言ってついてきてくれたっけ。
メンバーと仲良くできひんくても、電話でお母さんの声を聞いたらどんだけ安心したことか。
「…おっ、かあ、」
こんなことになるんやったら、もっと早く親孝行しとくんやったなぁ。
思い出やって、いっぱいある。
一緒に旅行行って、買い物して、ご飯作って…
思い出せばキリないぐらいあって、
涙が止まらへん。
「っお母さん。ほんま、ごめんなぁ。ありがとうなぁ？もう無理しんでいいねんで？…向こうで楽しく生活しとくんやで？
…ほんまに、ありがとう。私も、いつか会いに行くから。待っててな！」
『…よろしいでしょうか？』
「っはい。」
『では、また後日お通夜の日程などが決まれば…お連絡お待ちしてます。』
「はい。…ありがとうございました。」
…ジャニーさんに連絡しな。
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コードブルーLOVE - あのね、途中から涙が出てきて止まらないのでちょっとヤバいデス(：＿：） (2018年2月28日 21時) (
レス) id: 6ad6e8d7ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 小説でこんなに号泣したのはじめてです!!自分でもびっくりしてます。続編も楽しみにしています!!!頑張ってください！ (2015年3月22日 0時) (レス) id: d6f5f4a768 (このIDを非表示/違反報告)
ナデシコ(プロフ) - ありがとうございます！やってみます〜*\(^o^)/* (2015年2月1日 23時) (レス) id: 913eafbd33 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - 度々すみません。続編のリンクはこの小説の編集画面にあるものです!!そこを押せば出てくるかと…分からなかったらごめんなさい。 (2015年2月1日 22時) (レス) id: 32ce15f5fb (このIDを非表示/違反報告)
☆∞Nano∞☆(プロフ) - 続編を書いたことがないのでわかりませんが多分、続編をつくって、この作品の『続編へのリンク』？の所を入力すれば、ここから続編も読めるようになると思います。間違ってたらごめんなさい。 (2015年2月1日 22時) (レス) id: 1e1cd1bdcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナデシコ | 作成日時：2015年1月5日 13時
