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五条side
五条「はぁぁ……いねぇ」
若い子しかいなかった道もこの時間じゃ酔っぱらってるおっさんだけ
ベンチに腰を掛けるとスマホの通知音がなる
目を画面に向けると恵からのメッセージが2件。
表示すると「まだ帰ってこないんですか?」、「Aなら夕方に帰ってきてますよ」の文字。
五条「…は、?」
一気に体から力が抜ける
良かった、無事で。
面倒臭い呪霊に捕まってたりとかしてたらどうしようかと思った
まあ、Aの強さならそこらの呪霊なんてことないけど
さてと、みんなのもとに帰ったらお説教しないと
…
「あっ!五条先生!」
こちらに走ってくる姿だけでもう可愛い、早く結婚しよう。
五条「A、今日どこいってたn」
「これ!」
差し出されたのは見覚えのある箱
五条「なぁにこれ、」
「この前食べたいって言ってたから買ってきたんです…!!朝から並んで…無事手に入ったので…!」
もしかして、もしかしてだけど俺がネットでみたこのお菓子を食べたいって言ってたからわざわざ買ってきてくれたってこと?
え、なにそれかわいい…じゃなくて、ということはAがいなくなったのもデートできなかったのも俺のせい??
「あ、の…もう食べちゃった…とかですか…?
それなら真希先輩達に…」
五条「んーん、ありがと、
僕のために朝から行ってくれたんだよね」
「はい…」
五条「………なにそれ」
「え…?」
五条「ちょー可愛いじゃんっっっっ!!!」
「ぅわっ?!!!」
ぎゅぅと抱き締めると「苦しいです…」って笑いながら言われる
ほんとに可愛い。かわいい好きが溢れてる助けて誰か
こんなに可愛いんじゃお説教する気になんてなれないよ…。
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作者名:まふる | 作者ホームページ:
作成日時:2021年3月8日 6時