男子6人でシェアハウス【オリジナル】 (ページ21)

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side kazu

起きたらもう夕方過ぎてた。
胸がざわざわする感覚もなくて、ちょっと喉ひっかかるなくらい。

久々に苦しくていつもなら落ち着いて吸入できんのにいつタイミング合わせたらいいか分からんくなって…

理央ちゃん来てくれんかったらほんまにやばかったかもしれん

部屋には誰もおらんくてゆっくり起き上がって1枚羽織ってから部屋を出る。

優ちゃん、海ちゃん、理央ちゃん
あ、良にぃも帰ってきてるな
Aは海ちゃんに抱っこされてて

「ただいま」

玄関の方から帰ってくるなりもう俺の部屋の方見て俺に気付くいっくんが帰ってきた。

「和くんお迎えしてくれないの？」

なんかこっちに向かって手広げてる…
あれ絶対そのまま顔色とか呼吸とか色々見られるやつやん
無駄に洞察力高くて怖いわ
しょうがない行ってやるか

ゆっくり階段降りて大きい胸に飛び込んだ。胸っていうか…みぞおち辺りになるけど…
女の匂いがする。

「はよお風呂はいってこい」

「えっ？！臭い？！」

「うんめっちゃな」

「まーじかぁ……いっくんショックだわ……」

くだらんやりとりをしていっくんを風呂に追いやろうとしたら一緒に入ろって言われて
周り見たらなんかみんな心配そうな顔して良にぃが行ってきたら？なんていうから

………理央ちゃん絶対ゆうたやろ。

起きてたAまで
「いちにぃ、かずくんごしごししてあげる…？」とかいう

まぁ断れず一緒に風呂に入る事に。